"抗がん剤の副作用" の恐さが、相変わらず懸念され続けている。 とりわけ、死亡にまで至ったがん患者が、その直前に "抗がん剤" で苦しむ、その姿を目の当たりにしてきたご家族にとっては、いたたまれない心境となる。 これは、同じような経験をしてきた人たちが異口同音に語るところでもある。
◆ 参照 当誌過去の "抗がん剤 副作用" 関連記事の一部
(1) がん患者の苦悩10年前より減少、ただし"抗がん剤の副作用"など「身体の苦痛」は増加!/当誌 2015.09.10
(2) "抗がん剤の重い副作用"約200人分の報告漏れ!製薬大手ファイザーに業務改善命令へ!/当誌 2015.08.30
(3) 抗がん剤=殺全身細胞薬は、がん完治の薬ではない!だから"やめどき"が必ずや訪れる!/当誌 2015.05.16
(4) 抗がん剤"で死亡 病院に賠償命令!"抗がん剤"の"副作用危険性"に改めて"要注意"か?!/当誌 2014.05.20
今回注目する下記引用サイト記事 : は、"がん患者の死亡" が "抗がん剤の副作用" によるものと考えた "遺族" が、病院側を "提訴" する、という事態の推移を報じている。
< 化学療法研究所付属病院(市川市)で食道がんの治療を受けた女性が死亡したのは、抗がん剤の副作用が原因だったなどとして、女性の遺族3人が同病院を運営する公益財団法人と担当医を相手に慰謝料など約6400万円を求めて千葉地裁に提訴していたことが11日、分かった。 訴状によると、女性は2013年9月25日から同病院に通院して、食道がんの抗がん剤治療を受けることになった。がんが消失したと思われる兆候があったが、担当医は量を増やして投与。さらに、女性に顔や下肢のむくみなど副作用とみられる症状が出たが、抗がん剤の点滴を続けた。 女性は14年2月5日、救急車で同病院に搬送され入院。同17日未明に死亡が確認された。 原告側は「抗がん剤治療の危険性の説明がなく、投与方法も添付文書と異なっていた。女性は重大な副作用が現れ、その結果死亡した。抗がん剤の投与を中止するか減量していれば、女性を助けられた可能性が高い」と主張している。 同病院はコメントの掲載を拒んでいる。> とある。
「抗がん剤副作用で死亡」 遺族、病院など提訴 市川/ちばとぴ/2015.09.12 - 09:58
化学療法研究所付属病院(市川市)で食道がんの治療を受けた女性が死亡したのは、抗がん剤の副作用が原因だったなどとして、女性の遺族3人が同病院を運営する公益財団法人と担当医を相手に慰謝料など約6400万円を求めて千葉地裁に提訴していたことが11日、分かった。
訴状によると、女性は2013年9月25日から同病院に通院して、食道がんの抗がん剤治療を受けることになった。がんが消失したと思われる兆候があったが、担当医は量を増やして投与。さらに、女性に顔や下肢のむくみなど副作用とみられる症状が出たが、抗がん剤の点滴を続けた。
女性は14年2月5日、救急車で同病院に搬送され入院。同17日未明に死亡が確認された。
原告側は「抗がん剤治療の危険性の説明がなく、投与方法も添付文書と異なっていた。女性は重大な副作用が現れ、その結果死亡した。抗がん剤の投与を中止するか減量していれば、女性を助けられた可能性が高い」と主張している。
同病院はコメントの掲載を拒んでいる。
冒頭の "関連記事 (1)" においても、昨今、<"抗がん剤の副作用" など「身体の苦痛」は増加!> とあり、どこか "本末転倒(?)" の観さえある。
社会的に、事態の改善が進まない状況が続けば、やむにやまれないかたちでの "患者側からの提訴" が後を絶たなくなるものと思われる...... (2015.09.14)
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