つい先日報じられた "宮崎暴走7人死傷" 事故の "運転男性" が、<数年前から認知症で治療を受けていた> ( 宮崎暴走7人死傷、運転男性は認知症で治療...数年前から/読売新聞/2015.10.30 )とされる事実は、世間に不安を広げている。 "問題状況はますます深刻化!" するとしか考えられない今後が懸念される......。
今回注目する下記引用サイト記事 : 認知症初期支援わずか17% 専門医不足でチーム設置遅れ/【共同通信】/2015.10.31 - 17:16 は、そんな状況にあって、さらに "不安材料" としかならないような "遅れた現状" ―― <認知症の人を早期に診断し、適切な治療や介護が受けられるようにする「認知症初期集中支援チーム」......全国の自治体の17・6%にとどまること> ――について報じている。
< 認知症の人を早期に診断し、適切な治療や介護が受けられるようにする「認知症初期集中支援チーム」を2015年度中に設置予定としたのは306市区町村で、全国の自治体の17・6%にとどまることが31日、厚生労働省の調査で分かった。 政府は18年4月までに全自治体に支援チームを設置する方針だが、核となる専門医が不足し、普及は進んでいない。認知症対策の国家戦略で柱とする早期診断・対応に向けた体制づくりの難しさが浮き彫りになった。 チームの設置状況には都道府県間でばらつきがあり、厚労省は専門医の要件を緩和するなど、運用の見直しを始めた。> とある。
認知症初期支援わずか17% 専門医不足でチーム設置遅れ/【共同通信】/2015.10.31 - 17:16
認知症の人を早期に診断し、適切な治療や介護が受けられるようにする「認知症初期集中支援チーム」を2015年度中に設置予定としたのは306市区町村で、全国の自治体の17・6%にとどまることが31日、厚生労働省の調査で分かった。
政府は18年4月までに全自治体に支援チームを設置する方針だが、核となる専門医が不足し、普及は進んでいない。認知症対策の国家戦略で柱とする早期診断・対応に向けた体制づくりの難しさが浮き彫りになった。
チームの設置状況には都道府県間でばらつきがあり、厚労省は専門医の要件を緩和するなど、運用の見直しを始めた。
"認知症の問題" は、"医学にとっての課題" であるにとどまらず、"社会にとっての課題" でもある、と思われる。 この "後者への危機認識の希薄さ!" は、予想以上に事態を深刻化させるのかもしれない...... (2015.11.02)
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