"100種類の遺伝子異常"検査、患者に応じた治療へ!来年1月から臨床研究 (国立がん研)

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 "がん発症" と "遺伝子異常" との関係が、実際上のケースでも次々と確認されるようになり、"がん治療" に向けた "遺伝子異常" 検査が注目を浴びている。

 ◆ 参照 当誌過去の "国立がん研究センター 遺伝子異常" 関連記事

  <国立がん研究センターのグループは、胆管がんと胆のうがんの遺伝子解析を大規模に実施し、がんの原因となる遺伝子異常を32個見つけた。2008年に始まった国際がんゲノムコンソーシアムの一環として、日本が解析を担当した。有効な治療法が確立していない難治がんの治療法開発につながると期待される。......米国では、がん患者ごとに遺伝子異常を詳しく調べて対応する薬を使う大規模な臨床試験が始まっている......> ( 難治の"胆道がん(胆管がん、胆のうがん)"!"遺伝子異常"を特定! (国立がんセンター)/当誌 2015.08.13


 今回注目する下記引用サイト記事100種類の遺伝子異常検査=国立がん研、患者に応じ治療へ-来年1月から臨床研究/時事ドットコム/2015.11.13 - 19:19 は、 上記の "両者の密接な関係" を焦点に、<日本人のがん患者に多い約100種類の遺伝子異常2週間で検査し、それぞれの患者の適切な治療法選択に役立てる臨床研究> を、国立がん研究センターが国内で初めて行う>、と報じている。

 <  国立がん研究センターは13日、日本人のがん患者に多い約100種類の遺伝子異常2週間で検査し、それぞれの患者の適切な治療法選択に役立てる臨床研究を国内で初めて行うと発表した。来年1月から中央病院(東京都中央区)と東病院(千葉県柏市)の患者を対象に始め、検査は信頼性を確保するため内部で行う。  近年、乳がんや肺がんなどを引き起こす強力な遺伝子異常が相次いで発見され、特効薬が開発されて劇的な治療効果を上げるケースが出始めている。個別の遺伝子検査も行われるようになったが、時間と費用がかかるため、同センター研究所が2013年、さまざまながんを引き起こす約100種類の遺伝子異常をまとめて検査する方法を開発した。  同センターは臨床検査機器会社シスメックス(神戸市)と共同で、中央病院に専用検査室を開設した。担当医が遺伝子検査が有効と判断した場合、患者に説明した上でがん組織を採取し、最新装置で解析。結果を専門家チームで話し合い、患者に最も適した薬や治療法を選択する。1年目は約200人を想定する
 同センターは13年7月から昨年10月まで、患者約130人を対象に有効性を検証した。その中には、卵巣がんが肺に転移し、既存の抗がん剤が効かない患者で原因の遺伝子異常が分かり、製薬会社の新薬治験に参加してがんが大幅縮小したケースがあった。  中央病院の藤原康弘副院長は記者会見で「がん診療は臓器別に対応してきたが、これからは個別化医療の時代になる」と話した。
(2015/11/13-19:19)> とある。

 100種類の遺伝子異常検査=国立がん研、患者に応じ治療へ-来年1月から臨床研究/時事ドットコム/2015.11.13 - 19:19

 国立がん研究センターは13日、日本人のがん患者に多い約100種類の遺伝子異常2週間で検査し、それぞれの患者の適切な治療法選択に役立てる臨床研究を国内で初めて行うと発表した。来年1月から中央病院(東京都中央区)と東病院(千葉県柏市)の患者を対象に始め、検査は信頼性を確保するため内部で行う
 近年、乳がんや肺がんなどを引き起こす強力な遺伝子異常が相次いで発見され、特効薬が開発されて劇的な治療効果を上げるケースが出始めている。個別の遺伝子検査も行われるようになったが、時間と費用がかかるため、同センター研究所が2013年、さまざまながんを引き起こす約100種類の遺伝子異常をまとめて検査する方法を開発した
 同センターは臨床検査機器会社シスメックス(神戸市)と共同で、中央病院に専用検査室を開設した。担当医が遺伝子検査が有効と判断した場合、患者に説明した上でがん組織を採取し、最新装置で解析。結果を専門家チームで話し合い、患者に最も適した薬や治療法を選択する。1年目は約200人を想定する
 同センターは13年7月から昨年10月まで、患者約130人を対象に有効性を検証した。その中には、卵巣がんが肺に転移し、既存の抗がん剤が効かない患者で原因の遺伝子異常が分かり、製薬会社の新薬治験に参加してがんが大幅縮小したケースがあった。
 中央病院の藤原康弘副院長は記者会見で「がん診療は臓器別に対応してきたが、これからは個別化医療の時代になる」と話した。
(2015/11/13-19:19)




( ※引用者注 ―― 文意を損なわないよう留意して割愛しています。)

 がん診療は臓器別に対応してきたが、これからは個別化医療の時代になる> とのことであるが、<100種類の遺伝子異常検査> は、これを推進する踏み台となるのであろうか...... (2015.11.16)













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