"がんの宣告" を受けた患者ご当人の、"驚きと辛さ" は察して余りある。
ところが、そのご当人にお子さんがいる場合、そのお子さんが、"何かにつけて影響を受けざるを得ない!" という事実の重みは、意外と甚大であるに違いない......。
今回注目する下記引用サイト記事 : 親ががんと診断される子ども、年間8万7千人/yomiDr. ヨミドク/2015.11.09 は、 <親ががんと診断される子どもは、年間8万7017人に上る> という推計を報じ、 <がんの宣告は子どもにも大きな影響を与える。同様の境遇の子どもたちをつなぐ病院内の仕組み作りや、経済的な支援策などが必要になる> と、注意を喚起している。
<がんと診断された時、18歳未満の子どもがいる患者は、年間5万6143人に上るとの推計値を、国立がん研究センター(東京都中央区)が初めて算出した。親ががんと診断される子どもは、年間8万7017人に上ると推計している。 同センター中央病院の5年間の入院患者データから発生割合を計算し、主な自治体が行った2010年の地域がん登録や、主要な病院が行った11年の院内がん登録のデータに当てはめて、推計値を導き出した。 親が患うがんの種類では、父親は胃がん(15・6%)と肺がん(13・2%)、母親は乳がん(40・1%)と子宮がん(10・4%)が多かった。診断時の平均年齢は、父親が46・6歳、母親は43・7歳。 同センターがん政策科学研究部の井上泉研究員は「がんの宣告は子どもにも大きな影響を与える。同様の境遇の子どもたちをつなぐ病院内の仕組み作りや、経済的な支援策などが必要になる」としている。 (2015年11月9日 読売新聞)> とある。
親ががんと診断される子ども、年間8万7千人/yomiDr. ヨミドク/2015.11.09
がんと診断された時、18歳未満の子どもがいる患者は、年間5万6143人に上るとの推計値を、国立がん研究センター(東京都中央区)が初めて算出した。親ががんと診断される子どもは、年間8万7017人に上ると推計している。
同センター中央病院の5年間の入院患者データから発生割合を計算し、主な自治体が行った2010年の地域がん登録や、主要な病院が行った11年の院内がん登録のデータに当てはめて、推計値を導き出した。
親が患うがんの種類では、父親は胃がん(15・6%)と肺がん(13・2%)、母親は乳がん(40・1%)と子宮がん(10・4%)が多かった。診断時の平均年齢は、父親が46・6歳、母親は43・7歳。
同センターがん政策科学研究部の井上泉研究員は「がんの宣告は子どもにも大きな影響を与える。同様の境遇の子どもたちをつなぐ病院内の仕組み作りや、経済的な支援策などが必要になる」としている。
(2015年11月9日 読売新聞)
上記記事は、言わば、これまで "盲点!" となりがちであったかもしれない "がん患者さんのお子さんたち" の存在に "視線を向けた点" で意義深いと思われた。 彼らの実情に関する調査・報告があってもよいと思う...... (2015.11.10)
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