"膵臓がん" は早期では自覚症状が少なく、約6割が手術不可能な進行がんの状態で発見される、"治療が困難ながん!" である。 そのため、"予防と早期発見!" とが、他のいかなる悪性腫瘍に増して重要となってくる、とされている。
◆ 参照 当誌過去の "膵臓がん" 関連記事
(1) <"膵臓がん" は、悪性腫瘍の中で最も死亡率が高いものの一つ(5年生存率は5%にも満たない)とされている。 と言うのも、"膵臓がん" は早期では自覚症状が少なく、約6割が手術不可能な進行がんの状態で発見される、"治療が困難ながん!" だからだそうである。 そのため、"予防と早期発見!" とが、他のいかなる悪性腫瘍に増して重要となってくるようだ。......> ( 味の素 "血液検査"で膵臓がんリスク判定 早期発見!人間ドックのオプション検査開始!/当誌 2015.06.15 )
(2) 早期発見が困難、治療が困難な"すい臓がん"に対する"開発中ワクチン投与"の治験開始!/当誌 2014.10.20
(3) すい臓がんを"血液検査"で早期発見(味の素)!早期では"自覚症状"が少ないすい臓がん!/当誌 2014.10.09
今回注目する下記引用サイト記事 : 早期膵臓がんの目印特定 検診実用化へ、神戸大検証/ 【共同通信】/2015.11.09 - 20:38 は、その "早期発見が難しい膵臓がん" に関して、<手術が可能な比較的早期の膵臓がんの目印となる血液中の物質を特定した> と報じている。
<手術が可能な比較的早期の膵臓がんの目印となる血液中の物質を特定したと、国立がん研究センター研究所(東京都)の本田一文ユニット長らのチームが9日付の英オンライン科学誌に発表した。検診としての実用化が可能か、神戸大とともに近く検証を始める。 チームは米国立がん研究所との研究で、コレステロールの形成に関与するタンパク質「ApoA2」の一種が、ステージ(進行度)1や2の膵臓がん患者の血液では健康な人の6割程度まで減少していることを確認した。日本人の血液検体でさらに調べると、早期のがんのほか、慢性膵炎など、がんにつながる危険性がある病気も識別できたという。> とある。
早期膵臓がんの目印特定 検診実用化へ、神戸大検証/ 【共同通信】/2015.11.09 - 20:38
手術が可能な比較的早期の膵臓がんの目印となる血液中の物質を特定したと、国立がん研究センター研究所(東京都)の本田一文ユニット長らのチームが9日付の英オンライン科学誌に発表した。検診としての実用化が可能か、神戸大とともに近く検証を始める。
チームは米国立がん研究所との研究で、コレステロールの形成に関与するタンパク質「ApoA2」の一種が、ステージ(進行度)1や2の膵臓がん患者の血液では健康な人の6割程度まで減少していることを確認した。日本人の血液検体でさらに調べると、早期のがんのほか、慢性膵炎など、がんにつながる危険性がある病気も識別できたという。
"早期膵臓がん" の "特定された目印 " とは、<コレステロールの形成に関与するタンパク質「ApoA2」の一種が、ステージ(進行度)1や2の膵臓がん患者の血液では健康な人の6割程度まで減少していること> だという。
こうした "血液検査" によって "早期膵臓がん" が発見されるならば、"膵臓がん" の 悲観的な現状が大きく塗り替えられるのかもしれない...... (2015.11.11)
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