不幸にして、"原発事故" が発生しないとは言い切れないのが現状。 そして、その際に懸念される一つが、"被ばく" であり、"甲状腺がん" であると考えられている。
◆ 参照 当誌過去の "原発 甲状腺がん" 関連記事
(1) "原発作業員"の"がん死亡リスク" 増加! 低線量被ばく(100ミリシーベルト以下)でも!/当誌 2015.10.24
(2) 「被ばくで発症」と主張する分析結果!福島原発事故後見つかっている"甲状腺がん"!/当誌 2014.10.08
(3) 福島で"甲状腺がん"増加か!? 子ども4人 放射線影響か確認 チェルノブイリの前例も!/当誌 2014.12.25
今回注目する下記引用サイト記事 : 川内原発 再稼働後初のヨウ素剤配布/NHK NEWS WEB/2015.11.15 - 13:00 は、そうした "被ばく" と、それに伴う "甲状腺がん" 発症可能性へのリスク対応策として、再稼働原発の周辺住民に "ヨウ素剤の配布!" が行われている、と報じている。
<国内の原発で唯一稼働している、九州電力川内原子力発電所の地元の鹿児島県薩摩川内市で15日、再稼働後初めて、周辺の住民を対象に原発事故の際に甲状腺の被ばくを防ぐためのヨウ素剤の配布が行われました。 ヨウ素剤は、原発事故の際に服用すると甲状腺の被ばくを防ぐ効果があり、国の指針では原発からおおむね5キロ圏内の住民にはあらかじめ配布することになっています。しかし、九州電力川内原子力発電所の周辺地域では、対象の住民のおよそ3割に当たる1300人近くがヨウ素剤を受け取っていませんでした。 再稼働後では初めてとなるヨウ素剤の配布は、鹿児島県と薩摩川内市が行ったもので、15日は周辺の住民およそ100人が訪れ、県の担当者からヨウ素剤の服用や管理について注意点の説明を聞いたあと、医師の問診を受けたうえで受け取っていました。 ヨウ素剤の配布を巡っては、鹿児島県や薩摩川内市に対し「使い方や効果がよく分からない」という声が寄せられ、市はことし8月から受け取っていない住民を対象に戸別訪問をして、受け取りを呼びかけてきました。15日の配布を終えても、まだ受け取っていない住民もいて、県と市は引き続き呼びかけたうえで、来年4月以降にも再び配布を行うことにしています。> とある。
川内原発 再稼働後初のヨウ素剤配布/NHK NEWS WEB/2015.11.15 - 13:00
国内の原発で唯一稼働している、九州電力川内原子力発電所の地元の鹿児島県薩摩川内市で15日、再稼働後初めて、周辺の住民を対象に原発事故の際に甲状腺の被ばくを防ぐためのヨウ素剤の配布が行われました。
ヨウ素剤は、原発事故の際に服用すると甲状腺の被ばくを防ぐ効果があり、国の指針では原発からおおむね5キロ圏内の住民にはあらかじめ配布することになっています。しかし、九州電力川内原子力発電所の周辺地域では、対象の住民のおよそ3割に当たる1300人近くがヨウ素剤を受け取っていませんでした。
再稼働後では初めてとなるヨウ素剤の配布は、鹿児島県と薩摩川内市が行ったもので、15日は周辺の住民およそ100人が訪れ、県の担当者からヨウ素剤の服用や管理について注意点の説明を聞いたあと、医師の問診を受けたうえで受け取っていました。
ヨウ素剤の配布を巡っては、鹿児島県や薩摩川内市に対し「使い方や効果がよく分からない」という声が寄せられ、市はことし8月から受け取っていない住民を対象に戸別訪問をして、受け取りを呼びかけてきました。15日の配布を終えても、まだ受け取っていない住民もいて、県と市は引き続き呼びかけたうえで、来年4月以降にも再び配布を行うことにしています。
<ヨウ素剤は、原発事故の際に服用すると甲状腺の被ばくを防ぐ効果があり、......> とされているようだが、こうしたことでは、心安らかならぬのが周辺住民の偽らざる心境なのではなかろうか...... (2015.11.17)
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