おじいちゃん豹変!"急に怒りっぽくなった人"に潜む認知症リスク="易怒性"に要注意!

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 あっと言う間の "接近!" に驚かされるのは、"がん" とともに "認知症" の蔓延だと言えそうである。
 もはや、誰もが "ひと(他人)事" では済まされなくなっており、どこにでもその片鱗の窺えるのが実情なのだ......。


 ◆ 参照 当誌過去の主な "認知症" 関連記事

 (1) "認知症初期支援"わずか 17% にとどまる現状!核となる専門医不足でチーム設置遅れ!/当誌 2015.11.02

 (2) 増えてきた"アルツハイマー病の治療薬"!気をつけておくべき"要注意事項"がありそう!/当誌 2014.05.01

 (3) "アルツハイマー型認知症"予防策の一つ!"有酸素運動"で"酵素:ネプリライシン"強化!/当誌 2014.04.01

 (4) アルツハイマー型認知症の進行を既存薬(脳梗塞予防薬「シロスタゾール」)内服で抑制!/当誌 2014.02.28


 今回注目する下記引用サイト記事おじいちゃんが豹変!「急に怒りっぽくなった人」に潜む認知症リスク/マイナビニュース/2015.10.07 は、 "記憶喪失や徘徊" にばかり目を向けていたかもしれない "認知症" に関して、その "初期" には、"急に怒りっぽくなる"(=易怒性 [いどせい] )という "はた目でも分かる" 症状のあること、について報じている。
 "認知症" もまた、"早期発見、早期対応・治療" が必須! とされているだけに、この "易怒性" という兆候は、見逃されるべきではなさそうだ。


 <【ママからのご相談】  40代。パート勤務しながら中学生と小学生の子を育てている主婦です。同居している80歳のおじいちゃん(夫の実父)はとても優しい人格者だったのに、ここ数か月で急に怒りっぽくなってしまい、驚いています。例えば、以前は、「今日の夕飯は子どもたちが大好きな焼肉でもいいですか?」と聞けば、 「ああ。わたしは肉はあんまり食べられないけど、どうぞ、どうぞ」とニコニコしながら答えてくれたのに、最近は、「わたしに断わりもなくそんなこと決めたのか」などと怒って言うのです。まるで人が変わってしまったようで、何かの病気ではないかと心配です。子どもたちは怖がるし、どうしたらいいでしょうか?  ● A. 認知症の初期症状の一つである"易怒性(いどせい)"かもしれません。早急に専門医の診察を受けましょう。  こんにちは。エッセイストでソーシャルヘルス・コラムニストの鈴木かつよしです。ご相談ありがとうございます。  "年を取って怒りっぽくなる"こと自体は、別にこれといった病気などがなくても加齢にともなって自己抑制力が衰えることにより、その時々の感情がそのまま表れてしまいがちになるという意味においては、珍しいことではありません。  ただし、ご相談者様のお義父様のように、「元々は穏和な人格者だった」とか、「いつも優しく温厚で気品があった」と評されるような方が、突然人が変わったように怒りっぽくなったというような場合には、認知症の初期症状の一つである"易怒性"を疑ってかかる必要もありますので、早急に専門医の診察を受けることをおすすめします。  都内の大学病院神経内科で認知症患者さんの診察に携わる医師の見解をうかがいながら、お話を進めてまいりましょう。  "易怒性"が特に顕著なのは、"ピック病"という認知症だが、アルツハイマー病初期にも易怒性は出現する  『"易怒性"とは、ささいなことにイライラする、不機嫌になる、怒りだすといったように、"それまでとは人が変わったように怒りっぽくなる"認知症に特徴的な初期症状の一つです。易怒性が特に激しく現れるのは、"ピック病(前頭側頭葉変性症)"という若年性認知症ですが、より一般的な認知症である"アルツハイマー病"の初期や"MCI(認知症に至っていない軽度認知障害』"の時点から、易怒性は出現します』(50代男性/都内大学病院神経内科医師)  ......  ● 高齢者の易怒性に気づいたら、一日も早く認知症専門医のところへ連れていってあげてください  私事で大変恐縮ではありますが、筆者の父親は高度のアルツハイマー型認知症に起因する多臓器の衰弱により87歳でこの世を去りました。私が初めて父親に関して、「ひょっとして認知症ではないか」との疑念を持ったのは、父親の"もの忘れ"からではなく、父親が"ありえないくらい怒りっぽくなった"からでした。  父が亡くなって何年かが経とうとしている今、私は、「あの怒りっぽさに気づいたとき、すぐに病院に連れていけばよかったのかな」と思うことが時々あります。  『現代医学では、コリンエステラーゼ阻害剤を使用することによってアルツハイマー病の進行をある程度まで遅らせられることがわかっています。ドネぺジルという治療薬がそれに該当し、易怒性をはじめとして不眠や幻覚・妄想などの症状にも有効といわれています。ところがこの治療薬は、"アルツハイマー病の初期において有効"となっているため、現時点の認知症治療においては早期発見が絶対的に必要とされているのです』(50代男性/前出・神経内科医師)  ......  お義父様のちょっとした変化に気づかれたのは家庭の要として家族の一人ひとりと向き合われてきたご相談者様の大功績です。ぜひ、一日も早くお義父様を認知症専門医のところへ連れていってさしあげてください。  今の段階で対処されておけば、仮にお義父様がアルツハイマー型認知症であったとしても、急激な進行を食い止められる可能性が高いです。"善は急げ"です。早速、行動に移られてください。  ● ライター/鈴木かつよし(エッセイスト)> とある。

 おじいちゃんが豹変! 「急に怒りっぽくなった人」に潜む認知症リスク/マイナビニュース/2015.10.07

【ママからのご相談】

40代。パート勤務しながら中学生と小学生の子を育てている主婦です。同居している80歳のおじいちゃん(夫の実父)はとても優しい人格者だったのに、ここ数か月で急に怒りっぽくなってしまい、驚いています。例えば、以前は、「今日の夕飯は子どもたちが大好きな焼肉でもいいですか?」と聞けば、 「ああ。わたしは肉はあんまり食べられないけど、どうぞ、どうぞ」とニコニコしながら答えてくれたのに、最近は、「わたしに断わりもなくそんなこと決めたのか」などと怒って言うのです。まるで人が変わってしまったようで、何かの病気ではないかと心配です。子どもたちは怖がるし、どうしたらいいでしょうか?

● A. 認知症の初期症状の一つである"易怒性(いどせい)"かもしれません。早急に専門医の診察を受けましょう。

 こんにちは。エッセイストでソーシャルヘルス・コラムニストの鈴木かつよしです。ご相談ありがとうございます。

 "年を取って怒りっぽくなる"こと自体は、別にこれといった病気などがなくても加齢にともなって自己抑制力が衰えることにより、その時々の感情がそのまま表れてしまいがちになるという意味においては、珍しいことではありません

 ただし、ご相談者様のお義父様のように、「元々は穏和な人格者だった」とか、「いつも優しく温厚で気品があった」と評されるような方が、突然人が変わったように怒りっぽくなったというような場合には、認知症の初期症状の一つである"易怒性"を疑ってかかる必要もありますので、早急に専門医の診察を受けることをおすすめします。

 都内の大学病院神経内科で認知症患者さんの診察に携わる医師の見解をうかがいながら、お話を進めてまいりましょう。

"易怒性"が特に顕著なのは、"ピック病"という認知症だが、アルツハイマー病初期にも易怒性は出現する

 『"易怒性"とは、ささいなことにイライラする、不機嫌になる、怒りだすといったように、"それまでとは人が変わったように怒りっぽくなる"認知症に特徴的な初期症状の一つです。易怒性が特に激しく現れるのは、"ピック病(前頭側頭葉変性症)"という若年性認知症ですが、より一般的な認知症である"アルツハイマー病"の初期や"MCI(認知症に至っていない軽度認知障害』"の時点から、易怒性は出現します』(50代男性/都内大学病院神経内科医師)

......

● 高齢者の易怒性に気づいたら、一日も早く認知症専門医のところへ連れていってあげてください

 私事で大変恐縮ではありますが、筆者の父親は高度のアルツハイマー型認知症に起因する多臓器の衰弱により87歳でこの世を去りました。私が初めて父親に関して、「ひょっとして認知症ではないか」との疑念を持ったのは、父親の"もの忘れ"からではなく、父親が"ありえないくらい怒りっぽくなった"からでした

 父が亡くなって何年かが経とうとしている今、私は、「あの怒りっぽさに気づいたとき、すぐに病院に連れていけばよかったのかな」と思うことが時々あります。

 『現代医学では、コリンエステラーゼ阻害剤を使用することによってアルツハイマー病の進行をある程度まで遅らせられることがわかっています。ドネぺジルという治療薬がそれに該当し、易怒性をはじめとして不眠や幻覚・妄想などの症状にも有効といわれています。ところがこの治療薬は、"アルツハイマー病の初期において有効"となっているため、現時点の認知症治療においては早期発見が絶対的に必要とされているのです』(50代男性/前出・神経内科医師)

......

 お義父様のちょっとした変化に気づかれたのは家庭の要として家族の一人ひとりと向き合われてきたご相談者様の大功績です。ぜひ、一日も早くお義父様を認知症専門医のところへ連れていってさしあげてください。
 今の段階で対処されておけば、仮にお義父様がアルツハイマー型認知症であったとしても、急激な進行を食い止められる可能性が高いです
。"善は急げ"です。早速、行動に移られてください。

● ライター/鈴木かつよし(エッセイスト)

( ※引用者注 ―― 文意を損なわないよう留意して割愛しています。)

 "認知症" と "早期発見、早期対応・治療" という重要なテーマなのではあるが、これがスムーズには行かない問題も起こり得る。 ご当人を "認知症専門医のところへ連れて行く" という "相応の難題" なのである...... (2015.11.28)













【 SE Assessment 】 【 プロジェクトα 再挑戦者たち 】








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