"アルツハイマー病"に対する新薬開発への動きに関する話題は多くなり始めている。また、"脳梗塞再発予防薬シロスタゾール" のような既存薬を活用する動向も注目される。
◆ 参照 当誌過去の "アルツハイマー病,治療薬" 関連記事
○ <国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)は、脳梗塞再発予防薬が「軽度認知障害」の進行を食い止める効果を確かめる臨床試験(治験)を始めた......> ( "軽度認知障害"を脳梗塞再発予防薬"シロスタゾール"で食い止める臨床試験!(国循研セ)/当誌 2015.08.15 )
今回注目する下記引用サイト記事 : "軽度認知障害"を脳梗塞再発予防薬"シロスタゾール"で食い止める臨床試験!(国循研セ)/当誌 2015.08.15 は、 <不整脈の治療薬が、アルツハイマー病で起こる脳の神経細胞の減少を防ぐ効果があるとのマウスの実験結果> について報じている。
<不整脈の治療薬が、アルツハイマー病で起こる脳の神経細胞の減少を防ぐ効果があるとのマウスの実験結果を、国立長寿医療研究センター(愛知県)や理化学研究所(埼玉県)、同志社大(京都府)などのチームが16日、英科学誌ネイチャーコミュニケーションズ電子版に発表した。 この薬は不整脈や気管支ぜんそくの治療に使われる「イソプロテレノール」。チームの高島明彦・同センター分子基盤研究部長は「認知症の進行を止める世界で初めての薬になるかもしれない。人での効果をできるだけ早く明らかにしたい」と話している。> とある。
不整脈薬、認知症に効果/共同通信/2015.12.16 - 20:48
不整脈の治療薬が、アルツハイマー病で起こる脳の神経細胞の減少を防ぐ効果があるとのマウスの実験結果を、国立長寿医療研究センター(愛知県)や理化学研究所(埼玉県)、同志社大(京都府)などのチームが16日、英科学誌ネイチャーコミュニケーションズ電子版に発表した。
この薬は不整脈や気管支ぜんそくの治療に使われる「イソプロテレノール」。チームの高島明彦・同センター分子基盤研究部長は「認知症の進行を止める世界で初めての薬になるかもしれない。人での効果をできるだけ早く明らかにしたい」と話している。
上記記事中の<不整脈や気管支ぜんそくの治療に使われる「イソプロテレノール」> に関する詳細については、今後明らかとなっていくはずだが、冒頭の関連記事にあった "脳梗塞再発予防薬シロスタゾール" との類似性や異同についても検証されていくのであろうか...... (2015.12.18)
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