"難しいがん" のひとつとして警戒されているのが、"肝内胆管がん" だ。
それは、<見つけにくく、有効な薬も少なく、治癒は困難なことが多い> からだとされる。
◆ 参照 当誌過去の "肝内胆管がん" 関連記事
○ <消化器がんの専門医は、胆管がんについて「難しいがん」と口をそろえる。三嶋秀行・愛知医科大臨床腫瘍センター教授(消化器外科、がん化学療法)は「見つけにくく、有効な薬も少なく、治癒は困難なことが多い」と話す。その最大の特徴は、早期の段階ではほとんど症状が出ないことだ。......> ( 肝機能異常の放置は禁物!意外に多い「胆管がん」!"難治の胆管がん"の早期発見は?!/当誌 2014.00.00 )
今回注目する下記引用サイト記事 : 熱帯病薬で胆管がん抑制、九州大 大村氏のイベルメクチン/共同通信/2015.12.22 - 05:31 は、 <熱帯病の特効薬「イベルメクチン」が、治療の難しい肝内胆管がんの抑制にも効果があることを、マウス実験で確認された> と報じている。
<九州大生体防御医学研究所の研究グループは22日、熱帯病の特効薬「イベルメクチン」が、治療の難しい肝内胆管がんの抑制にも効果があることを、マウス実験で確認したと発表した。同日、米国科学アカデミー紀要電子版に掲載された。 イベルメクチンは、寄生虫の感染で目が見えなくなるなどの症状が現れる熱帯病の特効薬の一つ。ことしノーベル医学生理学賞を受賞した、大村智・北里大特別栄誉教授らが開発。アフリカやアジアなどで年間約3億人に投与されている。研究グループは「将来、肝内胆管がんの新たな治療法への応用も期待できる」としている。> とある。
熱帯病薬で胆管がん抑制、九州大 大村氏のイベルメクチン/共同通信/2015.12.22 - 05:31
九州大生体防御医学研究所の研究グループは22日、熱帯病の特効薬「イベルメクチン」が、治療の難しい肝内胆管がんの抑制にも効果があることを、マウス実験で確認したと発表した。同日、米国科学アカデミー紀要電子版に掲載された。イベルメクチンは、寄生虫の感染で目が見えなくなるなどの症状が現れる熱帯病の特効薬の一つ。ことしノーベル医学生理学賞を受賞した、大村智・北里大特別栄誉教授らが開発。アフリカやアジアなどで年間約3億人に投与されている。研究グループは「将来、肝内胆管がんの新たな治療法への応用も期待できる」としている。
まだ、マウス実験の段階であり、今後の進展を待たなければならないが、"有効な薬も少ない肝内胆管がん" にあっては、朗報! であることに違いはない...... (2015.12.24)
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