スマホをはじめとして "電子技術環境" が、今日の生活を便利に、快適にしていることは十分に了解できる。 しかし、その反面、ヒトの生理的側面に "何か無理強い(?)をしていないか" という思いが、ジワジワと高まってくるのは、どうしたことであろうか......
◆ 参照 "目が疲れるツール" 関連記事
○ <「電子書籍『なんか』読まない」と公言する方が、まず持ちだすのが、「読みにくいから」という理由です。 「読みにくい」といってもいろいろありますが、まずは、「画面がギラギラして見にくい」。特に年長の方から聞く意見です。つまり、「電子書籍を読むと疲れる、あるいは疲れそう」「目に悪そう」という不満ですね。> ( まだ電子書籍で消耗してるの?--電子書籍が嫌われる3つの理由を考えてみた(前編)/CNET Japan/2016.01.22 )
今回注目する下記引用サイト記事 : 小学生の視力低下止まらず 1.0未満が30.9%に スマホなど原因か/日本経済新聞/2016.01.22 - 21:43 は、 <子供たちの視力低下が止まらない。文部科学省がまとめた2015年度の学校保健統計調査(速報)によると、裸眼視力が「1.0未満」の小学生の割合は30.9%と過去最高になった。幼稚園児も増加の傾向にあり、中高生は半数を超えている。専門家はスマートフォン(スマホ)や携帯ゲーム機などの長時間利用が視力の低下の一因とみている> と報じている。
<全国の5~17歳の約335万人(全体の24.2%)を抽出して調査した。 1.0未満の小学生の割合は、調査を始めた1979年度は17.9%だったが、その後は増え続け、12年度からは毎年30%を上回っている。幼稚園児も79年度の16.4%から15年度は26.8%に。ピークの08年度(28.9%)は下回ったが、依然として高水準だ。中学生は54.0%、高校生は63.7%だった。 日本小児眼科学会の前理事長で川崎医療福祉大の田淵昭雄名誉教授(小児眼科)は「幼いころからスマホなどの画面を長時間近くで見ていることが原因。家庭内でルールを作ったり、なるべく外で遊ばせたりして、目を酷使させないでほしい」と指摘する。
......> とある。
小学生の視力低下止まらず 1.0未満が30.9%に スマホなど原因か/日本経済新聞/2016.01.22 - 21:43
子供たちの視力低下が止まらない。文部科学省がまとめた2015年度の学校保健統計調査(速報)によると、裸眼視力が「1.0未満」の小学生の割合は30.9%と過去最高になった。幼稚園児も増加の傾向にあり、中高生は半数を超えている。専門家はスマートフォン(スマホ)や携帯ゲーム機などの長時間利用が視力の低下の一因とみている。
全国の5~17歳の約335万人(全体の24.2%)を抽出して調査した。
1.0未満の小学生の割合は、調査を始めた1979年度は17.9%だったが、その後は増え続け、12年度からは毎年30%を上回っている。幼稚園児も79年度の16.4%から15年度は26.8%に。ピークの08年度(28.9%)は下回ったが、依然として高水準だ。中学生は54.0%、高校生は63.7%だった。
日本小児眼科学会の前理事長で川崎医療福祉大の田淵昭雄名誉教授(小児眼科)は「幼いころからスマホなどの画面を長時間近くで見ていることが原因。家庭内でルールを作ったり、なるべく外で遊ばせたりして、目を酷使させないでほしい」と指摘する。
......
( ※引用者注 ―― 文意を損なわないよう留意して割愛しています。)
上記記事のような "現代環境" への注意喚起については、これまでにも何度か繰り返されてきたはずだ。 にもかかわらず、事態は悪化し続けている。
そろそろこの辺で、まるで、"クスリの副作用" のようにさえ思える "目を疲れさせる電子媒体" などを、妙に寛大に受け容れる風潮をまじまじと見つめ直したた方が良さそうだと思われる...... (2016.01.27)
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