政府・厚生労働省は、"社会保障費が膨らむ要因" を何としても減らそうとばかりに、矢継ぎ早の施策を打ち出している。
今回注目する下記引用サイト記事 : 厚労省、療養病床14万床廃止へ 18年度に新施設へ転換/共同通信/2016.01.15 - 20:12 は、 <医療の必要性が低い高齢者の社会的入院が問題となっている「療養病床」の再編に向け、厚生労働省の有識者検討会は15日、報告書をまとめた。全国の約33万床のうち約14万床を廃止。> と報じている。
<......医師らが常駐して医療と住まいが一体となった2種類の施設を新たに設け、2018年度以降、これらを含めた別の施設への転換を促す内容だ。 療養病床は家族が自宅で介護できなかったり、施設に入れなかったりする高齢者の長期利用が多く、社会保障費が膨らむ一因とされる。政府は約14万床を17年度末までに廃止する方針を既に決定しており、報告書もこの方針を踏まえた。> とある。
厚労省、療養病床14万床廃止へ 18年度に新施設へ転換/共同通信/2016.01.15 - 20:12
医療の必要性が低い高齢者の社会的入院が問題となっている「療養病床」の再編に向け、厚生労働省の有識者検討会は15日、報告書をまとめた。全国の約33万床のうち約14万床を廃止。医師らが常駐して医療と住まいが一体となった2種類の施設を新たに設け、2018年度以降、これらを含めた別の施設への転換を促す内容だ。
療養病床は家族が自宅で介護できなかったり、施設に入れなかったりする高齢者の長期利用が多く、社会保障費が膨らむ一因とされる。政府は約14万床を17年度末までに廃止する方針を既に決定しており、報告書もこの方針を踏まえた。
"財政問題" の解消に向け、現政府は、"削りやすいところ" を削れ! とばかりに、社会福祉的な大きな方針をかなぐり捨てて帳尻合わせ施策にのめり込んでいる。 「療養病床」の実態に問題が無いわけではなかろうが、じゃあ、"老人福祉" 施策の劣化には目をつぶるというのであろうか、情けない...... (2016.01.18)
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