"変形性関節症" と言うよりも、"しつこい膝の痛み" と言った方が分かりやすい。 一度、とりつかれるとそう簡単には消えることはなく、湿布を当てても、"サプリメント" を飲んでも一向に回復の兆しが見えない。 だからこそ、"根本的な治療法" が模索され続けている
◆ 参照 当誌過去の "変形性関節症" 関連記事
(1) "幹細胞移植"で"変形性膝関節症"を修復させる再生医療の臨床研究開始!(東京医歯大)/当誌 2015.07.03
(2) 関節の欠損軟骨修復治療!鉄粉を取り込ませた"幹細胞"を磁石で患部に集め!(広島大)/当誌 2015.02.08
(3) 将来的には変形性関節症の治療にも生かせる可能性がある"自家培養軟骨移植手術"成功!/当誌 2015.01.26
今回注目する下記引用サイト記事 : 変形性関節症、遺伝子投与で抑制 マウス実験で東京大チーム/共同通信/2016.01.05 - 19:00 は、 <変形性関節症を起こしたマウスの膝の細胞に、軟骨の形成に関わる遺伝子の一部を投与すると、軟骨の再生を促して病気の進行を抑えることができたと、東京大のチームが5日、英科学誌電子版に発表した。新しい遺伝子治療につながる可能性がある> と報じている。
<......関節の軟骨がすり減り、変形や痛みが起こる変形性関節症には、痛みを軽くするためのヒアルロン酸補充などの対症療法はあるが、根本的な治療法はない。 チームは、細胞内のDNAからタンパク質が作られる際の橋渡し役となる遺伝子因子を人工的に合成し、微小なカプセルに入れて変形性関節症のマウスの膝に注射、進行を食い止めることができた。> とある。
変形性関節症、遺伝子投与で抑制 マウス実験で東京大チーム/共同通信/2016.01.05 - 19:00
変形性関節症を起こしたマウスの膝の細胞に、軟骨の形成に関わる遺伝子の一部を投与すると、軟骨の再生を促して病気の進行を抑えることができたと、東京大のチームが5日、英科学誌電子版に発表した。新しい遺伝子治療につながる可能性がある。
関節の軟骨がすり減り、変形や痛みが起こる変形性関節症には、痛みを軽くするためのヒアルロン酸補充などの対症療法はあるが、根本的な治療法はない。
チームは、細胞内のDNAからタンパク質が作られる際の橋渡し役となる遺伝子因子を人工的に合成し、微小なカプセルに入れて変形性関節症のマウスの膝に注射、進行を食い止めることができた。
"変形性関節症" への "根本的な治療法" の開発によって、<痛みを軽くするためのヒアルロン酸補充などの対症療法> や、効き目が不確かな "サプリメント" などが、額面どおりに見直されるべきかと思われる...... (2016.01.07)
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