とんでもない話! どうも問題は、"クスリ漬け" どころか "クスリ過剰処方の押し付け(?!)" なのではないか、という驚くべき実態が見えてきたりもする......。
◆ 参照 当誌過去の "抗認知症薬" 関連記事
(1) "認知症"治療・予防薬、新薬の登場は?早くて2020年ごろと想定されるも簡単ではない!/当誌 2016.02.03
(2) <認知症の進行を遅らせる抗認知症薬を規定の有効量を下回って少量投与した場合、過去3年間で全国の国民健康保険団体連合会(国保連)のうち9県が医療機関からの診療報酬支払い請求を認めない査定をしたことが、共同通信の調査で21日、分かった。26都県では、認めない査定はなかったとし、12県が少量投与を認めるべきだとするなど、抗認知症薬の扱いに地域差があった。 興奮などの副作用を避けるため少量投与した医師側が不利益を受けたとの指摘がある。個々の患者に適した認知症医療に向けた審査の在り方が課題となりそうだ。> ( 抗認知症薬、処方の審査に地域差!9県で少量投与認めず!少量投与の医師側が不利益!/当誌 2015.11.24
今回注目する下記引用サイト記事 : 認知症薬の副作用100件 興奮など、中間集計結果/共同通信/2016.03.13 - 17:59 は、 <高齢者医療に取り組む医師らでつくる認知症治療研究会が13日、横浜市で開かれ、「抗認知症薬の適量処方を実現する会」(兵庫県)の代表、長尾和宏医師が、抗認知症薬の副作用とみられる興奮などの症例が約100件集まったとの中間集計結果を発表した> と報じている。
<......長尾氏は「多くの医師や家族は、興奮や怒りっぽくなるといった症状を薬の副作用だと思っていない。症例を千件集め、厚生労働省に薬の適量使用を提言したい」と話した。8月、東京都内で集計結果の報告会を開く> とある。
認知症薬の副作用100件 興奮など、中間集計結果/共同通信/2016.03.13 - 17:59
高齢者医療に取り組む医師らでつくる認知症治療研究会が13日、横浜市で開かれ、「抗認知症薬の適量処方を実現する会」(兵庫県)の代表、長尾和宏医師が、抗認知症薬の副作用とみられる興奮などの症例が約100件集まったとの中間集計結果を発表した。
長尾氏は「多くの医師や家族は、興奮や怒りっぽくなるといった症状を薬の副作用だと思っていない。症例を千件集め、厚生労働省に薬の適量使用を提言したい」と話した。8月、東京都内で集計結果の報告会を開く。
"今日の薬害!" の恐るべき実態を垣間見る思いである。"利益至上主義世界!" では、良識による監視を怠り、放っておくと、とんでもないことが平然と起こされる...... (2016.03.15)
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