"遺伝子操作" で話題となることが増えてきた "ゲノム編集" である。 だが、それが "ヒト受精卵" に対して行われるとなると、見過ごせない問題点も浮上してくる......。
今回注目する下記引用サイト記事 : ゲノム編集でヒト受精卵を改変...中国のチーム/YOMIURI ONLINE/2016.04.10 - 12:51 は、 <「ゲノム編集」という技術を用いてヒトの受精卵の遺伝子を改変したと、中国の広州医科大のチームが米生殖医学会誌に発表した。 ヒト受精卵の改変が明らかになったのは、昨年4月に論文を公表した中国の別のチームに続いて2例目。 ゲノム編集は従来の遺伝子組み換え法よりも、はるかに効率よく遺伝子を変えられるのが特徴だ。ただ受精卵に行うと、改変した遺伝子が次世代に受け継がれる可能性があり、倫理的な問題が指摘されている> と報じている。
<......同大チームは、不妊患者87人から、子宮に戻しても成長しない異常な受精卵213個の提供を受けた。受精卵の遺伝子を、エイズウイルスが細胞に感染しにくくなるように改変を試みた。その結果、一部は狙い通りに変えられたという> とある。
ゲノム編集でヒト受精卵を改変...中国のチーム/YOMIURI ONLINE/2016.04.10 - 12:51
「ゲノム編集」という技術を用いてヒトの受精卵の遺伝子を改変したと、中国の広州医科大のチームが米生殖医学会誌に発表した。
ヒト受精卵の改変が明らかになったのは、昨年4月に論文を公表した中国の別のチームに続いて2例目。
ゲノム編集は従来の遺伝子組み換え法よりも、はるかに効率よく遺伝子を変えられるのが特徴だ。ただ受精卵に行うと、改変した遺伝子が次世代に受け継がれる可能性があり、倫理的な問題が指摘されている。
同大チームは、不妊患者87人から、子宮に戻しても成長しない異常な受精卵213個の提供を受けた。受精卵の遺伝子を、エイズウイルスが細胞に感染しにくくなるように改変を試みた。その結果、一部は狙い通りに変えられたという。
やはり、<ただ受精卵に行うと、改変した遺伝子が次世代に受け継がれる可能性があり......> という点が凝視されるべきかと思われる...... (2016.04.11)
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