熊本地震での多くの被災者の方々の苦境は、連日報道され、人々の関心を集めるとともに、支援をも喚起している。 それにしても、考えさせられる問題点、課題が多々噴出している現況である......。
今回注目する下記引用サイト記事 : 南阿蘇村避難所でノロ集団感染か 25人が下痢などの症状/共同通信/2016.04.23 - 20:42 は、 <熊本県南阿蘇村は23日、被災した住民が避難している南阿蘇中学校で、これまでに25人が下痢や嘔吐などの症状を訴え、ノロウイルスに集団感染した疑いがあると明らかにした。 14人が病院に搬送され、うち1人からウイルスを検出。ほかに症状を訴えている人は、避難所の一角や車の中などで、住民と接触しないようにしている。24時間態勢で衛生指導する保健師も配置した> と報じている。
<......南阿蘇村在住で医療コーディネーターを務める松本久医師は記者会見し「断水の影響で、バケツにくんであった水で手洗いする時期があった」と衛生上の問題点を指摘。避難住民に向け「手洗いなどの感染予防に注意してほしい」と呼び掛けた。 村によると、中学校の体育館には23日現在、約400人が避難。21日ごろから高齢者や子どもを中心に症状を訴えるケースが相次いだ。 90歳の母親らと体育館に避難している男性(64)は「心配だが、母親と一緒だと簡単に避難所は移れない」と困惑した表情。無職女性(80)は「衛生面の対策を徹底してほしい」と話した> とある。
南阿蘇村避難所でノロ集団感染か 25人が下痢などの症状/共同通信/2016.04.23 - 20:42
熊本県南阿蘇村は23日、被災した住民が避難している南阿蘇中学校で、これまでに25人が下痢や嘔吐などの症状を訴え、ノロウイルスに集団感染した疑いがあると明らかにした。
14人が病院に搬送され、うち1人からウイルスを検出。ほかに症状を訴えている人は、避難所の一角や車の中などで、住民と接触しないようにしている。24時間態勢で衛生指導する保健師も配置した。
南阿蘇村在住で医療コーディネーターを務める松本久医師は記者会見し「断水の影響で、バケツにくんであった水で手洗いする時期があった」と衛生上の問題点を指摘。避難住民に向け「手洗いなどの感染予防に注意してほしい」と呼び掛けた。
村によると、中学校の体育館には23日現在、約400人が避難。21日ごろから高齢者や子どもを中心に症状を訴えるケースが相次いだ。
90歳の母親らと体育館に避難している男性(64)は「心配だが、母親と一緒だと簡単に避難所は移れない」と困惑した表情。無職女性(80)は「衛生面の対策を徹底してほしい」と話した。
自然災害によって強いられる "避難生活(=共同生活)" は、元より、快適な日常生活とは "異次元" にある種々の障害、問題を避けようもないわけではあるが、今、様々な意味合いで "新たな局面" を迎えているというのもまた事実なのではなかろうか...... (2016.04.25)
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