"腎臓" の機能障害は、その機能回復が難しく、"人工透析" が必要となる場合も少なくないと言われている。 それだけに、相変わらず "ドナー" が逼迫している "腎臓移植" はそれとして、それ以外の治療可能性が模索されてきた。
◆ 参照 当誌過去の "腎臓,iPS細胞" 関連記事
○ <人の人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った腎臓のもとになる細胞を急性腎障害のマウスに移植し、腎機能を回復させることに成功したと京都大とアステラス製薬のチーム......> ( iPS細胞から作った腎臓のもとになる細胞で"腎機能"回復!マウスに移植!(京大チーム)/当誌 2015.07.23 )
今回注目する下記引用サイト記事 : iPSで腎臓の元となる細胞増殖 熊本大、機能再生に期待/共同通信/2016.04.15 - 02:00 は、 <熊本大は、人間の人工多能性幹細胞(iPS細胞)から腎臓の元となる細胞の増殖に成功し、14日付の米科学誌電子版に発表した。細胞は血液中の老廃物を尿として排出する腎臓の機能に不可欠な組織を形成。熊本大によると、組織をつくる能力を維持したままの増殖は世界で初めてという> と報じている。
<......腎臓は一度機能を失うと再生せず、重症化すると透析治療が必要となる場合もある。今回の成果は機能再生や腎臓病の治療薬の開発につながる可能性があるとしている> とある。
iPSで腎臓の元となる細胞増殖 熊本大、機能再生に期待/共同通信/2016.04.15 - 02:00
熊本大は、人間の人工多能性幹細胞(iPS細胞)から腎臓の元となる細胞の増殖に成功し、14日付の米科学誌電子版に発表した。細胞は血液中の老廃物を尿として排出する腎臓の機能に不可欠な組織を形成。熊本大によると、組織をつくる能力を維持したままの増殖は世界で初めてという。
腎臓は一度機能を失うと再生せず、重症化すると透析治療が必要となる場合もある。今回の成果は機能再生や腎臓病の治療薬の開発につながる可能性があるとしている。
"iPS細胞からの腎臓細胞増殖と移植" のアプローチが、次第に実現へと近づいている...... (2016.04.17)
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