"緑内障" は、悪化が進行すれば、"重い視力障害" にも至るため、その仕組みの解明や治療法開発が急がれている。
◆ 参照 当誌過去の "緑内障" 関連記事
○ "緑内障"の遺伝子変異解明!発症リスクの診断、治療薬の開発に期待!(京都府立医科大)/当誌 2016.04.09
今回注目する下記引用サイト記事 : 緑内障進行、神経保護物質で抑制 京大がマウスで開発/共同通信/2016.04.19 - 19:21 は、 <京都大のチームは、開発した神経保護作用のある化合物「KUS剤」に、緑内障の進行を抑える働きがあることがマウス実験で分かったと、19日付の海外科学誌電子版に発表した> と報じている。
<......緑内障は、目が受け取った光の信号を脳に伝える網膜の神経節細胞が、保持するエネルギーを失って死滅し、進行する。 チームは、KUS剤がエネルギーの消費を抑制することに着目。緑内障を発症させたマウスに投与したところ、神経節細胞の減少が抑えられた。 KUS剤を急性眼疾患の患者の眼内に注射し、安全性や効き目を確かめる治験を年内に実施できるよう準備中。治療法として5年程度で実用化したいという> とある。
緑内障進行、神経保護物質で抑制 京大がマウスで開発/共同通信/2016.04.19 - 19:21
京都大のチームは、開発した神経保護作用のある化合物「KUS剤」に、緑内障の進行を抑える働きがあることがマウス実験で分かったと、19日付の海外科学誌電子版に発表した。
緑内障は、目が受け取った光の信号を脳に伝える網膜の神経節細胞が、保持するエネルギーを失って死滅し、進行する。
チームは、KUS剤がエネルギーの消費を抑制することに着目。緑内障を発症させたマウスに投与したところ、神経節細胞の減少が抑えられた。
KUS剤を急性眼疾患の患者の眼内に注射し、安全性や効き目を確かめる治験を年内に実施できるよう準備中。治療法として5年程度で実用化したいという。
治療法の確立までには、まだ時間が掛かりそうだが、数少ない緑内障治療法として期待したい...... (2016.04.21)
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