<難病パーキンソン病の進行抑制> に関する報道は、つい先日にもあった。
◆ 参照 当誌過去の "パーキンソン病" 関連記事
○ "難病パーキンソン病"の進行抑制!マウスで成功/治療法開発に道/ネクジンが鍵!(阪大)/当誌 2014.00.00
今回注目する下記引用サイト記事 : パーキンソン病の進行抑制に成功...大阪大/yomiDr. ヨミドク/2016.03.31 は、上記の記事と同一かと思われる。 <神経細胞の減少を防ぐたんぱく質を使って、パーキンソン病の進行を抑えることに成功したと、大阪大の望月秀樹教授(神経内科学)らの研究チームが発表した。 動物実験による成果で、新しい治療法の開発につながる可能性がある> と報じている。
<......チームによると、パーキンソン病は細胞内の小器官、ミトコンドリアが傷つくことで、脳の神経伝達物質「ドーパミン」を出す神経細胞の減少を引き起こし、手足の震えや歩行障害などの症状が出るという。 チームは、神経細胞の減少を防ぐことで知られるたんぱく質「ネクジン」が、ミトコンドリアの働きを促進することを発見した。パーキンソン病を発症させたマウスの脳にネクジンの遺伝子を導入する実験を実施したところ、約90%の神経細胞が生き残り、症状の進行を抑制。一方、導入しない場合、30~40%しか生き残らず、症状が進行したと推定した。 パーキンソン病の患者数は国内で約14万人とされ、ドーパミンを補う薬物治療があるが、進行を抑えることはできない。望月教授らは「数年内に臨床研究を目指す」> とある。
パーキンソン病の進行抑制に成功...大阪大/yomiDr. ヨミドク/2016.03.31
神経細胞の減少を防ぐたんぱく質を使って、パーキンソン病の進行を抑えることに成功したと、大阪大の望月秀樹教授(神経内科学)らの研究チームが発表した。
動物実験による成果で、新しい治療法の開発につながる可能性があるという。
チームによると、パーキンソン病は細胞内の小器官、ミトコンドリアが傷つくことで、脳の神経伝達物質「ドーパミン」を出す神経細胞の減少を引き起こし、手足の震えや歩行障害などの症状が出るという。
チームは、神経細胞の減少を防ぐことで知られるたんぱく質「ネクジン」が、ミトコンドリアの働きを促進することを発見した。パーキンソン病を発症させたマウスの脳にネクジンの遺伝子を導入する実験を実施したところ、約90%の神経細胞が生き残り、症状の進行を抑制。一方、導入しない場合、30~40%しか生き残らず、症状が進行したと推定した。
パーキンソン病の患者数は国内で約14万人とされ、ドーパミンを補う薬物治療があるが、進行を抑えることはできない。望月教授らは「数年内に臨床研究を目指す」としている。
パーキンソン病の治療法はあるにはあるが、<ドーパミンを補う薬物治療があるが、進行を抑えることはできない> のだという。 上記の研究成果に基づく新しい治療法の開発が期待されるゆえんだ...... (2016.04.02)
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