"ジカ熱に感染した妊婦から小頭症の子どもが生まれる" という懸念が、恐れられてきた。
◆ 参照 当誌過去の "ジカ熱" 関連記事
○ <【ワシントン共同】 ジカ熱に感染した妊婦から小頭症の子どもが生まれたのは、妊婦が妊娠4カ月前後に発症したことと関係が深そうだとする研究成果を、英オックスフォード大などのチームが25日付の米科学誌サイエンスに発表した......> ( "ジカ熱"感染妊婦から小頭症の子ども!妊娠4カ月前後での"ジカ熱"発症と関係が深い ?!/当誌 2016.03.27 )
今回注目する下記引用サイト記事 : 脳細胞の成長、40%縮小 ジカ熱のウイルスで実験/共同通信/2016.04.11 - 16:38 は、 <小頭症との関連が疑われるジカ熱のウイルスを実験容器内で脳細胞に感染させると、その後に成長した部分の大きさが40%小さくなったとする研究結果を、ブラジル・リオデジャネイロ連邦大のチームが10日、米科学誌サイエンスに発表した> と報じている。
<......チームは「ジカウイルスが初期の発育段階にある人間の脳に重大な影響を与えることを明らかにした」としている。 チームは人間の人工多能性幹細胞から脳細胞に分化させてジカウイルスに感染させると、細胞の増殖の過程で一部が脱落するなどし、感染させなかった細胞群に比べて、感染11日後までに成長した部分が40%小さくなった> とある。
脳細胞の成長、40%縮小 ジカ熱のウイルスで実験/共同通信/2016.04.11 - 16:38
【ワシントン共同】小頭症との関連が疑われるジカ熱のウイルスを実験容器内で脳細胞に感染させると、その後に成長した部分の大きさが40%小さくなったとする研究結果を、ブラジル・リオデジャネイロ連邦大のチームが10日、米科学誌サイエンスに発表した。
チームは「ジカウイルスが初期の発育段階にある人間の脳に重大な影響を与えることを明らかにした」としている。
チームは人間の人工多能性幹細胞から脳細胞に分化させてジカウイルスに感染させると、細胞の増殖の過程で一部が脱落するなどし、感染させなかった細胞群に比べて、感染11日後までに成長した部分が40%小さくなった。
"小頭症" との関連が疑われる "ジカ熱" であったが、上記のような "ジカ熱のウイルス" と "人間の人工多能性幹細胞からの脳細胞" による増殖実験によって、その懸念が実証されたことになる...... (2016.04.14)
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