精神科の病院での "身体拘束" の現状については、既に注目して来た。 病院管理側の事情はあれ、自分を患者に置き換えた時、先ずは、"人道と尊厳" に関わる "不快感と憤り" を禁じえない......。
◆ 参照 当誌過去の "精神科" 関連記事
○ <精神科で身体拘束を受ける患者の数が、2013年の調査日に1万人を超え、10年間で2倍に増えたことが厚生労働省の調査で分かった。 閉鎖した個室に隔離される患者も1万人に迫り、増加を続けている......> ( 精神科で身体拘束受ける患者1万人超!10年で2倍に増加!「安易に行う例」指摘も!/当誌 2016.04.10 )
今回注目する下記引用サイト記事 : 精神科で患者拘束1万人 13年度調査、10年で2倍に/共同通信/2016.05.09 - 12:19 は、 <精神科病院で手足をベッドにくくりつけるなどの身体拘束を受けた患者が2013年度、全国で1万229人に上り、10年前の2倍に増えたことが9日、厚生労働省の調査で分かった。内側から開けることができない「保護室」に隔離された患者も約3割増の9883人だった> と報じている。
<......精神科病院での身体拘束などは精神保健福祉法上、本人や他人を傷つける恐れがあるなどと精神保健指定医が判断した場合に限定的に認められている。 厚労省は調査結果について「明確な因果関係までは特定できない」とした上で「アルツハイマー型認知症患者の割合が増えている背景はある」と説明している> とある。
精神科で患者拘束1万人 13年度調査、10年で2倍に/共同通信/2016.05.09 - 12:19
精神科病院で手足をベッドにくくりつけるなどの身体拘束を受けた患者が2013年度、全国で1万229人に上り、10年前の2倍に増えたことが9日、厚生労働省の調査で分かった。内側から開けることができない「保護室」に隔離された患者も約3割増の9883人だった。
精神科病院での身体拘束などは精神保健福祉法上、本人や他人を傷つける恐れがあるなどと精神保健指定医が判断した場合に限定的に認められている。
厚労省は調査結果について「明確な因果関係までは特定できない」とした上で「アルツハイマー型認知症患者の割合が増えている背景はある」と説明している。
"上記のような措置" の現状には、<アルツハイマー型認知症患者の割合が増えている背景> が指摘されているが、だとすれば、"増加傾向" が否定できない実情からは、"拘束/隔離される患者" が減ることはないと推測せざるを得ない...... (2016.05.11)
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