医療技術の進展で、患者への負担が少ない "手術法"(開腹なしでの手術法)が注目されている近年だ。 が、同時に "痛ましい医療事故" もまた衆目を集めている現状には要注意と言うべきか。
今回注目する下記引用サイト記事 : 手術ミスで50代女性死亡、千葉 整形外科病院、昨年導入の新手法/共同通信/2016.05.17 - 12:26 は、 <千葉県船橋市の船橋整形外科病院で1月、同県内の50代女性患者に腰の神経圧迫を取り除く手術をした際、担当医師が誤って大腸を傷つけ、女性が3日後に死亡していたことが17日、病院への取材で分かった。手術は同病院では昨年10月に導入したばかりの新しい手法で、病院はミスを認め、院内に事故調査委員会を設けて原因を調べている> と報じている。
<......同病院や厚生労働省によると、手術は、患者の脇腹に穴を開けエックス線で体内を映すなどしながら医療器具を使う「XLIF」という方法で実施した。 女性は脊柱管が圧迫され、脚がしびれるなどする「腰部脊柱管狭窄症」を発症、病院で1月14日に手術を受けた> とある。
手術ミスで50代女性死亡、千葉 整形外科病院、昨年導入の新手法/共同通信/2016.05.17 - 12:26
千葉県船橋市の船橋整形外科病院で1月、同県内の50代女性患者に腰の神経圧迫を取り除く手術をした際、担当医師が誤って大腸を傷つけ、女性が3日後に死亡していたことが17日、病院への取材で分かった。手術は同病院では昨年10月に導入したばかりの新しい手法で、病院はミスを認め、院内に事故調査委員会を設けて原因を調べている。
同病院や厚生労働省によると、手術は、患者の脇腹に穴を開けエックス線で体内を映すなどしながら医療器具を使う「XLIF」という方法で実施した。
女性は脊柱管が圧迫され、脚がしびれるなどする「腰部脊柱管狭窄症」を発症、病院で1月14日に手術を受けた。
どこかで、「医者たちは、実験台(モルモット)となる患者を必要としている......」といった物騒な話を聞いたことがある。単なる揶揄であって欲しいものだ。 しかし、"新技術・新手法" の多くは、それらを使いこなせる医者側の技量を要請するに違いない。そして、この条件が揃わない場合、"痛ましい医療事故" が招き寄せられる...... (2016.05.19)
◆ 参照 関連記事
○ <千葉県の船橋整形外科病院で、腰の神経圧迫を取り除く手術を受けた女性患者が誤って大腸を傷つけられ死亡した問題で、この手術を担当した50代の男性副院長が、別の男性患者に同じ方法で手術した際もミスで大腸を傷つけたことが17日、分かった。男性は一時、腹痛や吐き気を訴えたが治療後に回復、既に退院したという。 同病院の大内純太郎院長が17日午後、記者会見して明らかにした。 大内院長によると、手術は、患者2人とも脇腹に穴を開けエックス線で体内を映すなどしながら医療機器を使う「XLIF」という方法で実施。2人の手術日はいずれも1月14日で、女性は手術の3日後に死亡した> ( 千葉・女性死亡病院、別のミスも 50代の男性副院長/共同通信/2016.05.17 - 22:35 )
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