子どもたちを襲う不気味なウイルス感染症が警戒されている。その名は "エンテロウイルスD68感染症" と呼ばれる。
◆ 参照 "エンテロウイルス" 関連記事
(1) 発熱で体のまひ、66人に増加 子ども中心、エンテロウイルスか/共同通信/2016.01.19 19:03
(2) <......厚生労働省によると、全国でまひの症状が出たのは約20の都府県の子ども47人。うち2人からエンテロウイルスD68が検出されたという。米国では昨年、この型のウイルスに千人以上が感染し、まひの後遺症が出た例もあるという。> ( 原因不明のまひで調査 国立感染研、子どもからウイルス/共同通信/2015.10.28 21:31 )
(3) 2014年09月18日更新 米国におけるエンテロウイルス(Enterovirus)D68感染症/厚生労働省検疫所 FORTH/2014.09.18
(4) エンテロウイルス/ウィキペディア/
今回注目する下記引用サイト記事 : は、 <かぜに似た症状を起こす「エンテロウイルスD68感染症」が流行した2015年9月に、ぜんそくで入院した子どもが他の月と比べて急増したことが、日本小児アレルギー学会の全国調査で16日分かった> と報じている。
<......このウイルスに感染すると呼吸器症状を起こす場合があることが知られているが、調査を担当した大分大医学部の是松聖悟教授(小児科)は「健康な子どもでも重いぜんそく症状が出る可能性がある」と注意喚起する。ぜんそくとは別に、発熱に伴いまひを訴える子どもの症例と感染との関連も指摘され、同ウイルスの実態解明が急務となりそうだ> とある。
ぜんそくで入院の子が急増 昨年のエンテロウイルス流行時/共同通信/2016.05.16 - 10:27
かぜに似た症状を起こす「エンテロウイルスD68感染症」が流行した2015年9月に、ぜんそくで入院した子どもが他の月と比べて急増したことが、日本小児アレルギー学会の全国調査で16日分かった。
このウイルスに感染すると呼吸器症状を起こす場合があることが知られているが、調査を担当した大分大医学部の是松聖悟教授(小児科)は「健康な子どもでも重いぜんそく症状が出る可能性がある」と注意喚起する。ぜんそくとは別に、発熱に伴いまひを訴える子どもの症例と感染との関連も指摘され、同ウイルスの実態解明が急務となりそうだ。
夏季にしばしば警戒される "手足口病(てあしくちびょう)" も "エンテロウイルスに属するとあるが、いずれにしても、"エンテロウイルスD68感染症" は不可解な側面も残されているため、同ウイルスの実態解明が急務だとされる...... (2016.05.18)
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