報道番組などで伝えられる光景に接するだけでも、被災者の方々の、辛さに耐え忍ぶ様子が痛いほどに伝わって来る。 そして、思いが至るのは、持ち前の元気さと途方に暮れた様子とが入り混じる子どもたちの姿......。
今回注目する下記引用サイト記事 : 熊本市、子供6万人調査へ 異変の相談相次ぐ/共同通信/2016.05.04 - 18:18 は、 <熊本地震の後、相次ぐ揺れや避難所生活によるストレスで精神的に不安定になっている子供たちの実態を把握するため、熊本市は4日までに、市立の幼稚園や小中学校、高校などの児童生徒計約6万人を対象に調査することを決めた。熊本県内の児童相談所などには相次いで子供の異変に関する相談が寄せられており、県教育委員会もスクールカウンセラーを増員し対応する> と報じている。
<......大型連休後の10日までに休校を解消する意向の熊本市は、アンケートや面談による聞き取りで子供の状態を確認するよう各校に要請。「1人になるのが不安」「涙があふれてくる」など17項目の設問を用意したアンケートのひな型も配った。調査結果を受けてスクールカウンセラーを増やしたり、子供への対応を検討したりする。 熊本県と熊本市の三つの児童相談所は2日までに「地震が怖くて家に帰るのを嫌がる」「かんしゃくがひどくなった」など計40件以上の電話相談を受けた。県教委も避難所となっている小中学校にスクールカウンセラーを派遣したところ「急に泣いたり怒ったりする」「言葉数が少なくなっている」などの事例が確認された。避難所を巡回している保健師や教諭らが相談された例もある。 熊本市の児童相談所は「初めての経験でどう対応していいか分からず、不安になり相談する親が多い」と指摘。スキンシップを取ったり近くにいてあげたりして子供が安心できる環境をつくるよう助言している。改善しない場合は専門の医療機関を紹介する。 県教委は益城町など被害が大きかった地域の全ての公立小中学校にスクールカウンセラーを派遣する予定。担当者は「継続的な支援をしていきたい」と話す> とある。
熊本市、子供6万人調査へ 異変の相談相次ぐ/共同通信/2016.05.04 - 18:18
熊本地震の後、相次ぐ揺れや避難所生活によるストレスで精神的に不安定になっている子供たちの実態を把握するため、熊本市は4日までに、市立の幼稚園や小中学校、高校などの児童生徒計約6万人を対象に調査することを決めた。熊本県内の児童相談所などには相次いで子供の異変に関する相談が寄せられており、県教育委員会もスクールカウンセラーを増員し対応する。
大型連休後の10日までに休校を解消する意向の熊本市は、アンケートや面談による聞き取りで子供の状態を確認するよう各校に要請。「1人になるのが不安」「涙があふれてくる」など17項目の設問を用意したアンケートのひな型も配った。調査結果を受けてスクールカウンセラーを増やしたり、子供への対応を検討したりする。
熊本県と熊本市の三つの児童相談所は2日までに「地震が怖くて家に帰るのを嫌がる」「かんしゃくがひどくなった」など計40件以上の電話相談を受けた。県教委も避難所となっている小中学校にスクールカウンセラーを派遣したところ「急に泣いたり怒ったりする」「言葉数が少なくなっている」などの事例が確認された。避難所を巡回している保健師や教諭らが相談された例もある。
熊本市の児童相談所は「初めての経験でどう対応していいか分からず、不安になり相談する親が多い」と指摘。スキンシップを取ったり近くにいてあげたりして子供が安心できる環境をつくるよう助言している。改善しない場合は専門の医療機関を紹介する。
県教委は益城町など被害が大きかった地域の全ての公立小中学校にスクールカウンセラーを派遣する予定。担当者は「継続的な支援をしていきたい」と話す。
大人たちでさえうろたえざるを得ない惨劇の経験を、子どもたちが淡々とスル―したりパスしたりしてしまうはずはない......。リアクションのあり方にさえ戸惑っているのであろう実情に目を向けたいもの...... (2016.05.06)
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