脳の神経細胞にある種のタンパク質が蓄積することによって発症する脳の病気があることについては知られている。 そこから、脳の神経細胞内外のタンパク質を観察する技術は重要な課題とされてきた。
今回注目する下記引用サイト記事 : は、 <マウスの脳の神経細胞で、タンパク質の分布や動きを生きたまま観察できる技術を、米マックスプランク・フロリダ神経科学研究所の安田涼平ディレクターらのチームが開発し、12日付の米科学誌セル電子版に発表した> と報じている。
<......細胞の中で、観察したいタンパク質を作る遺伝子に、目印となる別のタンパク質の遺伝子をくっつけ、追跡できるようにした。脳以外では確立した手法だが、神経細胞に遺伝子を組み込むのが難しく開発が遅れていた。チームは「統合失調症など神経の病気の研究に役立つ」としている> とある。
脳細胞のタンパク質見えた 日本人チームが観察技術を開発/共同通信/2016.05.13 - 01:14
【ワシントン共同】 マウスの脳の神経細胞で、タンパク質の分布や動きを生きたまま観察できる技術を、米マックスプランク・フロリダ神経科学研究所の安田涼平ディレクターらのチームが開発し、12日付の米科学誌セル電子版に発表した。
細胞の中で、観察したいタンパク質を作る遺伝子に、目印となる別のタンパク質の遺伝子をくっつけ、追跡できるようにした。脳以外では確立した手法だが、神経細胞に遺伝子を組み込むのが難しく開発が遅れていた。チームは「統合失調症など神経の病気の研究に役立つ」としている。
上記の "新技術" によって、<統合失調症など神経の病気の研究に役立つ> とされる点に大いに期待したいところだ...... (2016.05.14)
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