世の中、"偽りのデータ!" が国民のさまざまな "不信感!" を煽り立てることになっている。 政治家による政治資金問題、クルマメーカーによる燃費率問題......。 そして、より深刻視しなければならないのが、これからますます国民が依存することになる医療機関による "偽りの医療データ!" だ。これは、"一過性" のアクシデントとはワケが違う。関係監督管理機関の "甘さ、杜撰さ!" にも憤りが禁じえない......。
◆ 参照 当誌過去の "千葉市立海浜病院" 関連記事
○ <千葉市の市立病院の心臓血管外科で、先月までの3か月間に手術を受けた患者7人が相次いで死亡していたことが分かり、病院では、外部の専門家を交えた委員会を設置して詳しい経緯や原因の調査を行うことになりました。......> ( 後を絶たない"術後死亡"!千葉市立海浜病院 心臓血管外科、手術患者7人相次ぎ死亡!/当誌 2015.07.06 )
今回注目する下記引用サイト記事 : 死亡率などリスク低く評価し手術 8人死亡の千葉市立病院/共同通信/2016.05.27 - 20:05 は、 <千葉市立海浜病院(同市美浜区)の心臓血管外科で昨年手術を受けた患者8人が術後1カ月半以内に死亡した問題で、同病院は27日、うち6人について、死亡率などのリスクを低く評価して手術していたとの調査報告書を発表した。ただ、いずれの手術も明らかな医療ミスはなかったとした> と報じている。
<......外部の医師らによる調査委員会が作成した報告書によると、日本心臓外科学会が推奨する計算式を使用しないなど、手術のリスク評価が不十分だった。病院側が死亡率を3~10%と見積もって手術した複数の事例を調査委が検証した結果、死亡率は20~50%に上った> とある。
死亡率などリスク低く評価し手術 8人死亡の千葉市立病院/共同通信/2016.05.27 - 20:05
千葉市立海浜病院(同市美浜区)の心臓血管外科で昨年手術を受けた患者8人が術後1カ月半以内に死亡した問題で、同病院は27日、うち6人について、死亡率などのリスクを低く評価して手術していたとの調査報告書を発表した。ただ、いずれの手術も明らかな医療ミスはなかったとした。
外部の医師らによる調査委員会が作成した報告書によると、日本心臓外科学会が推奨する計算式を使用しないなど、手術のリスク評価が不十分だった。病院側が死亡率を3~10%と見積もって手術した複数の事例を調査委が検証した結果、死亡率は20~50%に上った。
決して、クルマメーカーの "虚偽燃費データ問題" と一緒にはできないのだが、"患者の命" を預かる医療機関が、モノの販売企業の販売促進データと同様の "データ操作!" をしていたと解せる。 それにしても、昨今の品格の無い社会環境では、"恣意的なデータ弄り!" が目に余る...... (2016.05.30)
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