子どもたちの医療現場にまで、"貧困" の厳しい現実が滲み渡っている。 いい加減に、政府もメディアも実態の黙殺と"キレイ事ばかり"の吹聴を慎んだらどうか!
◆ 参照 "貧困 子ども" 関連記事
○ <......3年ぶりに診察する小学3年の男児(9)の口内を見て、医師は「やはりそうなってしまったか」と思った。10本の乳歯が、すべて根だけになっていた。......「窓口で払うお金がなかった」と母親(36)は振り返る。男児の乳歯は抜くしかなかった。今あるのは永久歯が10本ほど。うち2本はむし歯だ......> ( (子どもと貧困)むし歯、乳歯10本が根だけに 母子家庭の9歳、通院できず/朝日新聞/2015.10.14
今回注目する下記引用サイト記事 : 歯が悪い児童の半数、受診せず 貧困背景、大阪・公立小で調査/共同通信/2016.06.23 - 17:02 は、 <大阪府の公立小の歯科検診で約2万4900人の児童が「受診が必要」とされたのに、半数以上がその後受診していなかったことが約190校への調査で分かったと、大阪府歯科保険医協会が23日明らかにした> と報じている。
<......虫歯が十数本あったり歯がぼろぼろになったりしている「口腔崩壊」の児童は89校で確認された。同協会は「背景には貧困や生活習慣、ネグレクト(育児放棄)など、家庭の問題がうかがえる。まずは行政による医療費助成の拡充が必要だ」と指摘している。 昨年2月、府内の全公立小約千校にアンケートし、192校から回答があった> とある。
歯が悪い児童の半数、受診せず 貧困背景、大阪・公立小で調査/共同通信/2016.06.23 - 17:02
大阪府の公立小の歯科検診で約2万4900人の児童が「受診が必要」とされたのに、半数以上がその後受診していなかったことが約190校への調査で分かったと、大阪府歯科保険医協会が23日明らかにした。
虫歯が十数本あったり歯がぼろぼろになったりしている「口腔崩壊」の児童は89校で確認された。同協会は「背景には貧困や生活習慣、ネグレクト(育児放棄)など、家庭の問題がうかがえる。まずは行政による医療費助成の拡充が必要だ」と指摘している。
昨年2月、府内の全公立小約千校にアンケートし、192校から回答があった。
こうした "貧困の現実" を眼前にすると、やはり、"先進国とされているこの国はおかしい!" と言わざるを得ない。 一方で、先進的医療の水準を自負しながら、愚かしい社会的仕組み(質の悪い政治家たち)によって、その潜在力が全然活かされていないからだ。 格差社会での特権層のみが利する社会はやがて立ち腐れる!と危惧される...... (2016.06.27)
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