相変わらず、地域の "防災システム" のラウドスピーカーからは、地元住民に向けて、"行方が分からなくなった高齢者(徘徊)" に関する協力要請のアナウンスが、日々聞こえて来る。 その頻度は、一向に収まる気配がないようだ。
◆ 参照 当誌過去の "徘徊" 関連記事
(1) <認知症の高齢者に、位置情報を知らせる送信機を持ってもらい、自宅周辺で行方が分からなくなった際、速やかに見つけられるシステムを大阪市立大などのチームが開発......> ( "認知症の行方不明者"を早期発見!位置情報発信の送信/受信システム開発(大阪市立大)/当誌 2015.10.21 )
(2) 必見TV番組!"認知症800万人"時代 行方不明者1万人 ~知られざる徘徊の実態~(NHK)!/当誌 2014.05.11
今回注目する下記引用サイト記事 : 高齢者の服、帽子などにQRコード...読み取れば連絡先/yomiDr. ヨミドク/2016.06.23 は、 <栃木県那珂川町が今年度から、QRコードを利用した高齢者などの見守り事業を行っている。 異常を発見した人がコードを読み取って管理会社に連絡すると、会社が家族などに通知する。外出先での急病や認知症のため行方不明になった場合などに活用できると期待している> と報じている。
<......町は独り暮らしの高齢者宅などに「緊急通報装置」を配備しており、自宅内の異変を通報できるようにしている。自宅外での異変の際に有効なツールとしてQRコードに着目し、このシステムを取り扱う情報通信会社「アイネット」(本社・福島県会津若松市)と提携した。 服などにQRコード入りのシールを貼り、スマートフォンなどで読み取ると個人情報の管理会社の連絡先が表示される仕組み。発見者が管理会社に連絡すると、事前登録された情報をもとに会社が家族などに通知する。 町は緊急通報装置を設置している約70人にシールを配布。さらに、独り暮らしで障害を持っている人、認知症状があると医師が診断した人などを対象にシールの申し込みを受け付けている。シール代や登録料は町が負担する。 町健康福祉課は「徘徊している人などを保護した人がこのシステムを知っていることが重要。対象者を募集するとともに、システムの周知に努めたい」としている。問い合わせは同課(0287・92・1119)> とある。
高齢者の服、帽子などにQRコード...読み取れば連絡先/yomiDr. ヨミドク/2016.06.23
栃木県那珂川町が今年度から、QRコードを利用した高齢者などの見守り事業を行っている。
異常を発見した人がコードを読み取って管理会社に連絡すると、会社が家族などに通知する。外出先での急病や認知症のため行方不明になった場合などに活用できると期待している。
町は独り暮らしの高齢者宅などに「緊急通報装置」を配備しており、自宅内の異変を通報できるようにしている。自宅外での異変の際に有効なツールとしてQRコードに着目し、このシステムを取り扱う情報通信会社「アイネット」(本社・福島県会津若松市)と提携した。
服などにQRコード入りのシールを貼り、スマートフォンなどで読み取ると個人情報の管理会社の連絡先が表示される仕組み。発見者が管理会社に連絡すると、事前登録された情報をもとに会社が家族などに通知する。
町は緊急通報装置を設置している約70人にシールを配布。さらに、独り暮らしで障害を持っている人、認知症状があると医師が診断した人などを対象にシールの申し込みを受け付けている。シール代や登録料は町が負担する。
町健康福祉課は「徘徊している人などを保護した人がこのシステムを知っていることが重要。対象者を募集するとともに、システムの周知に努めたい」としている。問い合わせは同課(0287・92・1119)。
"徘徊" などの事故は速やかに解決したいと同時に、これに伴う "個人情報" の露出は極力回避しなければならない。 上記記事のような設定が、奏功することを期待したいものだ...... (2016.06.28)
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