高齢化が深まる時代環境で、"認知症罹患数" に加えて "がん罹患数" の増加が、やはり目を向けざるを得ない数値となっている。
◆ 参照 当誌過去の "がん罹患数" 関連記事
(1) 15年のがんと診断される人:98万人と予測(死亡する人:37万900人)! (国立がん研セ)/当誌 2015.04.30
(2) "今年のがん死亡は37万人"と初の予測! がん対策に寄与するための統計処理的な予測!/当誌 2014.07.14
今回注目する下記引用サイト記事 : 新規がん患者100万人超と予測 死者37万人、高齢化で増加/共同通信/2016.07.15 - 00:08 は、 <国立がん研究センターは15日、2016年に新たにがんと診断される患者は101万200人、がんで死亡する人は37万4千人になるとの予測を発表した。新規の患者が100万人を超えるのは初めてで、高齢者の増加に伴い、発症する人が増えるとみている> と報じている。
<......予測は、国や地域のがん対策の目標設定などに役立てるのが目的。患者数の予測は昨年より2万8千人増えた。実際の統計でも患者数は1970年代から一貫して増え続けているという。 予測された部位別の患者で最も多いのは、大腸がんの14万7200人。胃がん、肺がん、前立腺がん、乳がんと続き、上位5位は昨年と同じだった> とある。
新規がん患者100万人超と予測 死者37万人、高齢化で増加/共同通信/2016.07.15 - 00:08
国立がん研究センターは15日、2016年に新たにがんと診断される患者は101万200人、がんで死亡する人は37万4千人になるとの予測を発表した。新規の患者が100万人を超えるのは初めてで、高齢者の増加に伴い、発症する人が増えるとみている。予測は、国や地域のがん対策の目標設定などに役立てるのが目的。患者数の予測は昨年より2万8千人増えた。実際の統計でも患者数は1970年代から一貫して増え続けているという。
予測された部位別の患者で最も多いのは、大腸がんの14万7200人。胃がん、肺がん、前立腺がん、乳がんと続き、上位5位は昨年と同じだった。
予測数字の背後にある実態に関心が向かうわけだが、<新たにがんと診断される患者数> の増加は、もちろん <高齢者の増加に伴い、......> という側面もあろう。だが、いわゆる "がん検診による早期発見" に基づくケースも含まれているはずだろう。 とすると "早期発見・早期治療" による治療成果で、"死亡数の減少" が見込まれても良さそうだが、"死亡数" に変化はないのだろうか...... (2016.07.16)
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