がんの治療薬(抗がん剤)「オプジーボ」については、様々な点での "話題" を提供し続けてきたようである。
◆ 参照 当誌過去の "オプジーボ" 関連記事
(1) がん新薬「オプジーボ」の併用で死亡例(間質性肺疾患発症)!臨床腫瘍学会が注意喚起!/当誌 2016.07.15
(2) がんの治療薬「オプジーボ」など "費用対効果"検証(総医療費の抑制が目的)!(厚労省)/当誌 2016.04.30
(3) 皮膚がん抗がん剤「オプジーボ」で、"重い糖尿病"を発症!厚労省が注意を呼びかけ!/当誌 2016.01.31
(4) 皮膚がん治療薬"ニボルマブ"投与の患者が"重症筋無力症"で死亡!厚労省が注意指示!/当誌 2015.09.17
今回注目する下記引用サイト記事 : 免疫療法併用で男性死亡 がん新薬オプジーボ/共同通信/2016.07.19 - 21:06 は、 <新しい仕組みのがん治療薬「オプジーボ」を使用後に、別のがん免疫療法を受けた60代男性が、副作用とみられる症状で死亡したとして、オプジーボを製造する小野薬品工業(大阪市)は19日、こうした治療を同時に行わないよう医師らに注意を呼び掛けた> と報じている。
<......小野薬品によると、男性は肺がんで、オプジーボの投与から約3週間後に、自身から取り出した免疫細胞を活発にして体内に戻すがん免疫療法を自由診療で実施したとみられる。その後、多臓器不全となり心不全で死亡したという。 このほかにも5人に、がん免疫療法との併用で重い副作用が出たとの報告があった> とある。
免疫療法併用で男性死亡 がん新薬オプジーボ/共同通信/2016.07.19 - 21:06
新しい仕組みのがん治療薬「オプジーボ」を使用後に、別のがん免疫療法を受けた60代男性が、副作用とみられる症状で死亡したとして、オプジーボを製造する小野薬品工業(大阪市)は19日、こうした治療を同時に行わないよう医師らに注意を呼び掛けた。
小野薬品によると、男性は肺がんで、オプジーボの投与から約3週間後に、自身から取り出した免疫細胞を活発にして体内に戻すがん免疫療法を自由診療で実施したとみられる。その後、多臓器不全となり心不全で死亡したという。
このほかにも5人に、がん免疫療法との併用で重い副作用が出たとの報告があった。
がん患者にとっては、効力が期待されると思しき薬剤ならば、"併せて(併用して)"でも試したいというのが偽らざる心情であるのかもしれない。 医師側からの "リスク回避のための慎重な情報提供" が不可欠となるはずだ...... (2016.07.21)
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