<肝臓の組織が壊れて固くなる「線維化」が進むと肝硬変や肝臓がんなどを起こす> と、肝臓の "線維化" は、危険な症状として危惧されてきた。
◆ 参照 当誌過去の "線維化" 関連記事
○ <国内に推定150万人の感染者がいるC型肝炎は、肝臓の組織が壊れて固くなる「線維化」が進むと肝硬変や肝臓がんなどを起こしますが、この線維化の症状を抑えることに理化学研究所などのグループが動物を使った実験で成功......> ( C型肝炎の"線維化"(肝硬変や肝臓がんへと悪化)抑制に成功!"NS3"という因子を特定!/当誌 2014.01.05 )
今回注目する下記引用サイト記事 : 肝臓異常、遺伝子で抑制 がんや肝硬変予防にも/共同通信/2016.08.02 - 22:00 は、 <肝臓に不要な組織ができて硬くなり肝硬変やがんを引き起こすこともある「線維化」を、特定の遺伝子を投与して抑えることにマウスで成功したと、大阪市立大の村上善基准教授(肝胆膵内科)らのチームが2日付米医学誌電子版に発表した> と報じている。
<......チームによると、これまでは線維化の原因となるウイルス性やアルコール性の肝炎を治療して間接的に線維化を改善させており、直接治療、予防する方法はないという。 村上准教授は「肝硬変を予防して発がんリスクを避けるほか、既存の薬を使えない重度の肝硬変患者の肝機能改善も期待できる」と話している> とある。
肝臓異常、遺伝子で抑制 がんや肝硬変予防にも/共同通信/2016.08.02 - 22:00
肝臓に不要な組織ができて硬くなり肝硬変やがんを引き起こすこともある「線維化」を、特定の遺伝子を投与して抑えることにマウスで成功したと、大阪市立大の村上善基准教授(肝胆膵内科)らのチームが2日付米医学誌電子版に発表した。
チームによると、これまでは線維化の原因となるウイルス性やアルコール性の肝炎を治療して間接的に線維化を改善させており、直接治療、予防する方法はないという。
村上准教授は「肝硬変を予防して発がんリスクを避けるほか、既存の薬を使えない重度の肝硬変患者の肝機能改善も期待できる」と話している。
"投与" すべき <特定の遺伝子> を使った "治療法/治療薬" については、現時点で、定かではないのが残念。一刻も早く実用化されることを期待したい...... (2016.08.05)
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