"食道がん" が、過度の "飲酒" や "喫煙" を原因とする、という点は、かねてより指摘されて来たところだ。
今回注目する下記引用サイト記事 : 食道がん、禁酒で再発抑制か=早期患者330人追跡調査-京大/時事ドットコムニュース/2016.08.24 - 05:45 は、 <「早期の食道がんは禁酒すれば、再発の割合が半分に抑制される」。京都大の武藤学教授(腫瘍薬物治療学)らの研究チームが、330人の早期食道がん患者の追跡調査による研究結果を発表した。予防と治療後の生活指導に役立つことが期待されるとしている。論文は米国消化器病学会誌に掲載された> と報じている。
<......研究チームは、国内で内視鏡治療を受けた早期食道がん患者330人(平均年齢66歳)について、全国16施設で最長80カ月間追跡調査。具体的には、患者の食道内を半年ごとに内視鏡で検査するとともに、アンケート調査を行った。
その結果、食道がんの予兆とされる異型上皮(前がん病変)の発生程度には飲酒などが関連していることが分かった。また、禁酒した患者は酒を飲み続けている患者に比べ、別の部位に食道がんが発生する程度が53%抑制され、特に異型上皮が食道内に多発している患者では77%抑制されることが判明した。 武藤教授は今後も調査を継続し、「今回確認できなかった禁煙の効果についても見極めたい」としている> とある。
食道がん、禁酒で再発抑制か=早期患者330人追跡調査-京大/時事ドットコムニュース/2016.08.24 - 05:45
「早期の食道がんは禁酒すれば、再発の割合が半分に抑制される」。京都大の武藤学教授(腫瘍薬物治療学)らの研究チームが、330人の早期食道がん患者の追跡調査による研究結果を発表した。予防と治療後の生活指導に役立つことが期待されるとしている。論文は米国消化器病学会誌に掲載された。
研究チームは、国内で内視鏡治療を受けた早期食道がん患者330人(平均年齢66歳)について、全国16施設で最長80カ月間追跡調査。具体的には、患者の食道内を半年ごとに内視鏡で検査するとともに、アンケート調査を行った。
その結果、食道がんの予兆とされる異型上皮(前がん病変)の発生程度には飲酒などが関連していることが分かった。また、禁酒した患者は酒を飲み続けている患者に比べ、別の部位に食道がんが発生する程度が53%抑制され、特に異型上皮が食道内に多発している患者では77%抑制されることが判明した。
武藤教授は今後も調査を継続し、「今回確認できなかった禁煙の効果についても見極めたい」としている。
今回の調査結果、および確認された事実は、これまで、食道がんに要注意とされていた飲酒に関し、紛うことなく厳禁! であると知らしめる結果につながった...... (2016.08.25)
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