"他人の(細胞を使って作った)iPS細胞" を使うというアプローチは、移植に際しての "時機やコスト" の面でのメリットから重要視されてきた。
◆ 参照 当誌過去の "iPS細胞 他人" 関連記事
(1) 他人に移植しても拒絶反応が起こりにくい人の"iPS細胞"備蓄!東京でも"採血"!(京大)/当誌 2016.07.10
(2) "他人のiPS細胞"使った臨床研究(「他家移植」!という方法) 来年前半の手術へ準備!/当誌 2016.06.09
今回注目する下記引用サイト記事 : 他人のiPS移植承認 大阪大審査委、条件付きで/共同通信/2016.09.09 - 09:42 は、 <他人の細胞を使って作った人工多能性幹細胞(iPS細胞)から網膜の細胞を作製し、重い目の病気の患者に移植する世界初の臨床研究について、大阪大に設置された専門の審査委員会が、患者への説明を分かりやすくすることを条件に実施計画を「適切」と認めたことが9日、大阪大などへの取材で分かった> と報じている。
<......6月に計画を発表した京都大や大阪大、理化学研究所、神戸市立医療センター中央市民病院の4施設からなるグループが申請していた。今後は計画を修正した上で、委員会の意見書とともに厚生労働省に提出。厚労省の部会の承認手続きを経て、来年前半の移植を目指す> とある。
他人のiPS移植承認 大阪大審査委、条件付きで/共同通信/2016.09.09 - 09:42
他人の細胞を使って作った人工多能性幹細胞(iPS細胞)から網膜の細胞を作製し、重い目の病気の患者に移植する世界初の臨床研究について、大阪大に設置された専門の審査委員会が、患者への説明を分かりやすくすることを条件に実施計画を「適切」と認めたことが9日、大阪大などへの取材で分かった。
6月に計画を発表した京都大や大阪大、理化学研究所、神戸市立医療センター中央市民病院の4施設からなるグループが申請していた。今後は計画を修正した上で、委員会の意見書とともに厚生労働省に提出。厚労省の部会の承認手続きを経て、来年前半の移植を目指す。
"他人の細胞を使って作った人工多能性幹細胞(iPS細胞)の移植" (=「他家移植」)が、早くも臨床研究への運びとなったことはやはり驚きと言うほかない。順調な進展が期待される...... (2016.09.11)
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