iPS細胞での再生医療推進に向け京大iPS研、"さい帯血"バンクと連携!細胞の備蓄推進!

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 再生医療向け "iPS細胞" に関しては、"他人のiPS細胞" を増殖、備蓄、移植することが大方の趨勢となり始めている。 もちろん、"拒絶反応" の回避策が講じられた上での話ではある。 そして、さらに "より高品質なiPS細胞" を目指した、"臍(さい)帯血" からの "iPS細胞" 作製も手掛けられている。

 ◆ 参照 当誌過去の "臍帯血,iPS" 関連記事

  <再生医療に利用する備蓄用の人工多能性幹細胞(iPS細胞)を、京都大iPS細胞研究所(山中伸弥所長)が、新生児の臍帯血を使用して作ったことが17日、分かった。同研究所は、成人の血液から作った場合より遺伝子変異が少なく、品質が良いとしている。......> ( 再生医療の備蓄向け"iPS細胞"を"新生児臍帯血"で作製!成人からのより高品質!(京大)/当誌 2016.08.21


 今回注目する下記引用サイト記事京大iPS研、さい帯血バンクと連携 細胞の備蓄を推進/日本経済新聞/2016.09.18 - 23:38 は、  <京都大学iPS細胞研究所は、再生医療用のiPS細胞の原料となる、へその緒の血液である「さい帯血」を、全国のさい帯血バンクから集める。日本赤十字社などが運営するバンクと連携し、提供してもらう。京大はiPS細胞をあらかじめ作って備蓄する事業を進めており、様々なタイプのさい帯血から作ったiPS細胞をそろえることで、再生医療推進の基盤を整える。  提供するのは、日本赤十字社が運営する北海道、関東甲信越、近畿、九州の4つのさい帯血バンクと、一般社団法人の中部さい帯血バンク(愛知県瀬戸市)、認定NPO法人の兵庫さい帯血バンク(兵庫県西宮市)。年内にも提供が始まる見通しだ> と報じている。

 <......iPS細胞は、患者自身の細胞から作れば移植しても拒絶反応が起きないが、コストが高く準備に時間がかかる。そこで、他人に移植しても拒絶反応が起きにくい免疫のタイプを持つ人から血液を提供してもらい、その中の細胞からiPS細胞を作って備蓄している。  大人の細胞には紫外線の影響などによる遺伝子変異が蓄積しているが、さい帯血はこうした問題が少なく、高品質なiPS細胞を作れる。これまでもっぱら東海大学病院から提供を受けていたが、免疫のタイプの異なるiPS細胞を幅広くそろえるため、全国のバンクと連携することにした。  理化学研究所などは来年前半にも、他人の細胞から作ったiPS細胞を使った移植を再開する計画。パーキンソン病や血液難病向けにも近く臨床応用が始まる見込みだ> とある。

 京大iPS研、さい帯血バンクと連携 細胞の備蓄を推進/日本経済新聞/2016.09.18 - 23:38

 京都大学iPS細胞研究所は、再生医療用のiPS細胞の原料となる、へその緒の血液である「さい帯血」を、全国のさい帯血バンクから集める。日本赤十字社などが運営するバンクと連携し、提供してもらう。京大はiPS細胞をあらかじめ作って備蓄する事業を進めており、様々なタイプのさい帯血から作ったiPS細胞をそろえることで、再生医療推進の基盤を整える

 提供するのは、日本赤十字社が運営する北海道、関東甲信越、近畿、九州の4つのさい帯血バンクと、一般社団法人の中部さい帯血バンク(愛知県瀬戸市)、認定NPO法人の兵庫さい帯血バンク(兵庫県西宮市)。年内にも提供が始まる見通しだ。

 iPS細胞は、患者自身の細胞から作れば移植しても拒絶反応が起きないが、コストが高く準備に時間がかかる。そこで、他人に移植しても拒絶反応が起きにくい免疫のタイプを持つ人から血液を提供してもらい、その中の細胞からiPS細胞を作って備蓄している。

 大人の細胞には紫外線の影響などによる遺伝子変異が蓄積しているが、さい帯血はこうした問題が少なく、高品質なiPS細胞を作れる。これまでもっぱら東海大学病院から提供を受けていたが、免疫のタイプの異なるiPS細胞を幅広くそろえるため、全国のバンクと連携することにした

 理化学研究所などは来年前半にも、他人の細胞から作ったiPS細胞を使った移植を再開する計画。パーキンソン病や血液難病向けにも近く臨床応用が始まる見込みだ。


 各タイプの "さい帯血" を原料とした "iPS細胞の備蓄" が整備されていくことで、iPS細胞に基づく移植再生医療に弾みがつくことは間違いないと思われる...... (2016.09.21)













【 SE Assessment 】 【 プロジェクトα 再挑戦者たち 】








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このページは、yasuo hiroseが2016年9月21日 00:01に書いたブログ記事です。

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