重い心臓病に対しては、数少ない "臓器提供" が許す限り、"臓器移植" が追及されている。だが、ドナーに限りがある現実では、あくまで患者自前の心臓の機能回復を目指す "再生医療" 技術の開発もまた推進されている。
◆ 参照 当誌過去の "心臓幹細胞移植" 関連記事
○ 心筋になる能力を持つ"心臓幹細胞"移植で治験開始!重い心臓病の10カ月女児 (岡山大)/当誌 2016.08.26
今回注目する下記引用サイト記事 : 心臓病児への幹細胞移植、岡山大が治験...実用化されれば世界初/yomiDr. ヨミドク/2016.09.09 ( 上記の関連記事とニュースソースは同一の模様 ) は、 <岡山大学病院の研究グループは、先天性の重い心臓病の子どもに、本人の心臓から採取した幹細胞を大量培養して移植し、心機能の改善を図る治療を、保険適用を目指した臨床試験(治験)として、8月に始めたことを明らかにした。実用化されれば世界初だという> と報じている。
<......同グループによると8月24日、全身に血液を送り出す左心室が未熟な「左心低形成症候群」の生後10か月の女児に心臓手術を実施した。その際、心筋細胞などのもとになる幹細胞を女児の心臓から採取。今後、約1か月かけて培養し、カテーテル(細い管)を使って心臓に移植する。 治験は今後、同病院など3施設で、心臓病の子ども計39人に実施する予定> とある。
心臓病児への幹細胞移植、岡山大が治験...実用化されれば世界初/yomiDr. ヨミドク/2016.09.09
岡山大学病院の研究グループは、先天性の重い心臓病の子どもに、本人の心臓から採取した幹細胞を大量培養して移植し、心機能の改善を図る治療を、保険適用を目指した臨床試験(治験)として、8月に始めたことを明らかにした。実用化されれば世界初だという。
同グループによると8月24日、全身に血液を送り出す左心室が未熟な「左心低形成症候群」の生後10か月の女児に心臓手術を実施した。その際、心筋細胞などのもとになる幹細胞を女児の心臓から採取。今後、約1か月かけて培養し、カテーテル(細い管)を使って心臓に移植する。
治験は今後、同病院など3施設で、心臓病の子ども計39人に実施する予定。
<本人の心臓から採取した幹細胞> は、<今後、約1か月かけて培養> とあり、やや時間がかかることになるものの、"本人のもの" であることから拒絶反応がなく安全かと考えられる...... (2016.09.12)
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