先日、まずは国内事情を対象に「"結核" は今や過去の病気とは言えない!」という現実に注目した。 だが、"結核" に関しては、国際的にも予断を許さない厳しい事態となっている。
◆ 参照 当誌過去の "結核" 関連記事
(1) "結核"は今や過去の病気とは言えない! '15年患者数約1万8千人 "多剤耐性結核"警戒!/当誌 2016.10.16
(2) 日本では「過去の病気」と見られがちな"結核"!世界で猛威 インド/中国で耐性菌拡大!/当誌 2016.05.26
今回注目する下記引用サイト記事 : 結核の死者180万人 2015年、増加に衝撃とWHO/共同通信/2016.10.14 - 03:09 は、 <世界保健機関(WHO)は13日、世界で猛威を振るう結核について、2015年の死者数が推定で約180万人と前年を30万人上回ったと発表した。 00年以降、減少傾向だっただけに「衝撃的な数値だ」としている。 深刻な問題となっている、不適切な治療により主な薬が効かなくなる多剤耐性結核の感染者も前年より増加した> と報じている。
<......WHOによると、15年の新たな結核罹患者は推定1040万人。国別新規患者数はインド284万人、インドネシア102万人、中国92万人、ナイジェリア59万人、パキスタン51万人など> とある。
結核の死者180万人 2015年、増加に衝撃とWHO/共同通信/2016.10.14 - 03:09
【ジュネーブ共同】 世界保健機関(WHO)は13日、世界で猛威を振るう結核について、2015年の死者数が推定で約180万人と前年を30万人上回ったと発表した。 00年以降、減少傾向だっただけに「衝撃的な数値だ」としている。
深刻な問題となっている、不適切な治療により主な薬が効かなくなる多剤耐性結核の感染者も前年より増加した。
WHOによると、15年の新たな結核罹患者は推定1040万人。国別新規患者数はインド284万人、インドネシア102万人、中国92万人、ナイジェリア59万人、パキスタン51万人など。
世界保健機関(WHO)が、現状を「衝撃的な数値だ」と受けとめているのは、"死者数の増加率" という点もあるが、やはり <00年以降、減少傾向だっただけに......> という "リバウンド" が見て取れるからだろうか。 そしてその推移の足元には <主な薬が効かなくなる多剤耐性結核の感染者も前年より増加> した点が潜んでいると思われるからだろうか...... (2016.10.18)
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