"乳がん" が恐れられている。そこから、早期発見をスローガンに、"定期検診:マンモグラフィー" が推奨され、実施されてもいる。 ただ、その "定期検診:マンモグラフィー" 自体をめぐっての課題もなしとはしない。
◆ 参照 当誌過去の "マンモグラフィー" 関連記事
○ "超音波併用"(マンモグラフィーと)で発見率1.5倍に 乳がん検診全国大規模調査で判明!/当誌 2015.11.08 )
今回注目する下記引用サイト記事 : 乳がん検診、見直しを...高濃度乳房への対策/yomiDr. ヨミドクター/2016.10.29 は、 <自治体が行う乳がん検診のマンモグラフィー(乳房エックス線撮影)で、乳腺の密度が高いため異常が見えにくい「高濃度乳房」であっても、受検者に通知されていない問題で、乳がん患者会など32団体の会員有志が28日、検診のあり方の見直しなどを求める塩崎厚生労働相あての要望書を厚労省に提出した> と報じている。
<......高濃度乳房なら「マンモグラフィーでは判別困難」と通知するよう国の指針の改正を要望。乳がん体験者や専門家を交えた検討会議の設置や、マンモグラフィーの弱点を補う超音波検査の体制整備など7項目を求めた。要望したのは乳がん画像診断ネットワークなど13都道府県の団体代表ら。 同ネットワークの増田美加副理事長らは記者会見で「定期検診を受けていたのに進行がんで見つかったという声も聞く。高濃度乳房の情報提供や対策を、国や専門家に早急に考えてもらいたい」と訴えた> とある。
乳がん検診、見直しを...高濃度乳房への対策/新聞社/2016.10.29
自治体が行う乳がん検診のマンモグラフィー(乳房エックス線撮影)で、乳腺の密度が高いため異常が見えにくい「高濃度乳房」であっても、受検者に通知されていない問題で、乳がん患者会など32団体の会員有志が28日、検診のあり方の見直しなどを求める塩崎厚生労働相あての要望書を厚労省に提出した。
高濃度乳房なら「マンモグラフィーでは判別困難」と通知するよう国の指針の改正を要望。乳がん体験者や専門家を交えた検討会議の設置や、マンモグラフィーの弱点を補う超音波検査の体制整備など7項目を求めた。要望したのは乳がん画像診断ネットワークなど13都道府県の団体代表ら。
同ネットワークの増田美加副理事長らは記者会見で「定期検診を受けていたのに進行がんで見つかったという声も聞く。高濃度乳房の情報提供や対策を、国や専門家に早急に考えてもらいたい」と訴えた。
"早期発見" のための "がん検診" が叫ばれる昨今であり、それはそれで良しとしても、"検査方法" 自体に潜む問題点が、随時、解消されなければならない。 上記記事は、この課題を照らし出している点が重要だと思われる...... (2016.10.31)
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