<回復の見込みがない「終末期」に該当する患者> に対する <延命治療> の "是非の問題" が注目を集めている。 その内のひとつのケースには、<死期が迫った状態で救急搬送された患者> というシビアな場合もある。
今回注目する下記引用サイト記事 : 救急搬送患者の延命中止36% 「終末期」で医師提案/共同通信/2016.11.15 - 09:37 は、 <死期が迫った状態で救急搬送された患者について、日本救急医学会が過去5年半の間に医師から報告された159件を調べたところ、医師側が患者の家族に延命治療の中止を提案したケースが36%に当たる57件に上ることが15日、分かった> と報じている。
<......いずれも複数の医師らによる医療チームが、回復の見込みがない「終末期」に該当する患者かどうか判断した上で延命中止を提案しており、57件のうち48件(84%)でチームの中止方針と家族の意向が一致した。残り9件では家族の意向は中止ではなかったが、積極的な回復治療は求めなかった。最終的な処置は57件の大半で医師側の提案通りになったという> とある。
救急搬送患者の延命中止36% 「終末期」で医師提案/共同通信/2016.11.15 - 09:37
死期が迫った状態で救急搬送された患者について、日本救急医学会が過去5年半の間に医師から報告された159件を調べたところ、医師側が患者の家族に延命治療の中止を提案したケースが36%に当たる57件に上ることが15日、分かった。
いずれも複数の医師らによる医療チームが、回復の見込みがない「終末期」に該当する患者かどうか判断した上で延命中止を提案しており、57件のうち48件(84%)でチームの中止方針と家族の意向が一致した。残り9件では家族の意向は中止ではなかったが、積極的な回復治療は求めなかった。最終的な処置は57件の大半で医師側の提案通りになったという。
これまでには、これほどにリアルな課題としては受けとめられてこなかった "延命治療" の是非の問題が、今、クローズアップしている。 背景に横たわる事実を含めて、現実の推移を冷静に見つめていくことが欠かせない...... (2016.11.17)
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