"がん免疫療法の治療薬「オプジーボ」" による "治療適用対象の拡大(可能性)" に関しては、昨日も当誌で注目したばかりだ。( "オプジーボ"!難治性の"皮膚血管肉腫(CAS)"への効果の可能性を確認!(京大チーム)/当誌 2016.11.12 )
また、"保険適用" の拡大に関しても、度重ねて推進されてきたのは周知の事実だ。
◆ 参照 当誌過去の "オプジーボ 適用拡大" 関連記事
(1) "オプジーボ"!難治性の"皮膚血管肉腫(CAS)"への効果の可能性を確認!(京大チーム)/当誌 2016.11.12
(2) 米製薬大手BMS、抗がん剤「オプジーボ」治験で幅広い肺がんに効果確認できず! と/当誌 2016.08.08
(3) <......オプジーボは、優れた効果が期待されるが、極めて高額な新薬。現在、皮膚がんの一種の悪性黒色腫と非小細胞肺がんが保険適用となっている。 新たに認められるのは、手術不能か転移性の腎細胞がんで、年間4500人程度が対象になる見込み。開発元の小野薬品工業(大阪市中央区)は、血液や頭頸部のがんへも適用するよう申請している......> ( 免疫の働き利用の新しい仕組みのがん治療薬「オプジーボ」、"腎細胞がん"に適用拡大!/当誌 2016.08.07 )
今回注目する下記引用サイト記事 : 血液がんにも治療薬オプジーボ 悪性リンパ腫に適用拡大/共同通信/2016.11.11 - 20:38 は、新たに付け加わった "保険適用" に関する記事であり、 <極めて高額なため薬価引き下げが検討されているがん治療薬「オプジーボ」について、厚生労働省の部会は11日、新たに血液のがんである悪性リンパ腫の一種に対する治療にも使うことを了承した。約1カ月後に正式承認され、保険適用が認められる> と報じている。
<......オプジーボは一部の患者に優れた効果が期待されるが高額な新薬。まず皮膚がんの悪性黒色腫で認められ、患者数の多い非小細胞肺がん、腎細胞がんと適用が拡大してきた。 新たに認められるのは悪性リンパ腫のうち「古典的ホジキンリンパ腫」で、患者は1600~1800人程度と見込まれている> とある。
血液がんにも治療薬オプジーボ 悪性リンパ腫に適用拡大/共同通信/2016.11.11 - 20:38
極めて高額なため薬価引き下げが検討されているがん治療薬「オプジーボ」について、厚生労働省の部会は11日、新たに血液のがんである悪性リンパ腫の一種に対する治療にも使うことを了承した。約1カ月後に正式承認され、保険適用が認められる。
オプジーボは一部の患者に優れた効果が期待されるが高額な新薬。まず皮膚がんの悪性黒色腫で認められ、患者数の多い非小細胞肺がん、腎細胞がんと適用が拡大してきた。
新たに認められるのは悪性リンパ腫のうち「古典的ホジキンリンパ腫」で、患者は1600~1800人程度と見込まれている。
この "がん免疫療法の治療薬「オプジーボ」" については、"薬価問題" が "独り歩き!" する観が否めず、必ずしも "薬効" 自体の客観的数値が公表されてきたとい言い難い。 患者側としては、そうした現状を踏まえた上で、追加され続ける "保険適用" の措置を見つめていくしかなさそうである...... (2016.11.13)
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