"財政難だからしょうがない" としか言えない "現政権" に向かっては、正直言って、そんなことなら、もっとましな "担い手" はいくらでもいる! と言い放ちたいのが、国民感情であるのかもしれない。
◆ 参照 当誌過去の "後期高齢者医療制度" 関連記事
(1) <厚生労働省は27日、75歳以上の後期高齢者医療制度で、低所得者ら916万人の保険料を最大9割軽減している特例を廃止し、2017年度から段階的に保険料を引き上げる方向で検討に入った。法令で定める軽減幅は最大7割で、現在は税金を使ってさらに安くしているが、本来の規定通りにする。......> ( 知恵無し官僚主義政府の露骨?! 75歳以上保険料上げ検討!後期高齢者医療の特例廃止!/当誌 2016.09.30 )
(2) <厚生労働省は、介護保険で利用者が支払う自己負担の限度額を引き上げる検討を始めた。 現在は一般的な所得の世帯だと月3万7200円までしか負担しなくて済むが、来年度から7200円引き上げ4万4400円とする案を軸に調整する......> ( 介護保険の自己負担限度額引き上げ検討!一般的な所得層:月7200円増!負担側能力は?/当誌 2014.00.00 )
今回注目する下記引用サイト記事 : 75歳以上の329万人負担増 医療保険制度の見直し案/共同通信/2016.11.29 - 02:00 は、 <厚生労働省が2017年度から予定する公的医療保険制度の見直し案の全容が28日、分かった。75歳以上の後期高齢者医療制度では、所得が比較的低かったり、扶養家族だったりした人ら計329万人を対象に、保険料の特例軽減を廃止し、段階的に引き上げる。医療費の自己負担に月ごとの上限を設ける「高額療養費制度」でも、70歳以上の優遇措置を縮小する> と報じている。
<......厚労省は、後期高齢者医療と高額療養費の見直しで、17年度にそれぞれ国費350億円の抑制を見込む。30日の社会保障審議会の部会で提案し、来月上旬までに与党と調整して最終決定する> とある。
75歳以上の329万人負担増 医療保険制度の見直し案/共同通信/2016.11.29 - 02:00
厚生労働省が2017年度から予定する公的医療保険制度の見直し案の全容が28日、分かった。75歳以上の後期高齢者医療制度では、所得が比較的低かったり、扶養家族だったりした人ら計329万人を対象に、保険料の特例軽減を廃止し、段階的に引き上げる。医療費の自己負担に月ごとの上限を設ける「高額療養費制度」でも、70歳以上の優遇措置を縮小する。
厚労省は、後期高齢者医療と高額療養費の見直しで、17年度にそれぞれ国費350億円の抑制を見込む。30日の社会保障審議会の部会で提案し、来月上旬までに与党と調整して最終決定する。
"気の効いた経済成長策" を何も打ち出せない政権だからこそ、"弱者にしわ寄せを強いる" 策に落ち着くことになる。 政治に携わる者の "矜持" なんぞとはほとほと無縁なのであろう...... (2016.11.30)
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