またもや、"社会福祉" の理念が "薄っぺらな理屈" で損なわれる感あり。 財源難を根拠にして "恥も外聞もなく、なりふり構わぬ" 追い詰められた零細企業の風体か......。
◆ 参照 当誌過去の "後期高齢者医療" 関連記事
(1) <"財政難だからしょうがない" としか言えない "現政権" に向かっては、正直言って、そんなことなら、もっとましな "担い手" はいくらでもいる! と言い放ちたいのが、国民感情であるのかもしれない。......> ( 「胡麻の油と百姓は絞れば絞るほど出るもの」さながらの現政府/厚労省の"増徴主義"!/当誌 2016.11.30 )
(2) <"医療" は、医学という "科学や技術" の課題であるのは当然として、併せて "政治や行政" の課題でもあることが、ますます濃厚になってきた観がある。 種々の "保険料" の改変が、それを物語るかのようだ。> ( 介護保険の自己負担限度額引き上げ検討!一般的な所得層:月7200円増!負担側能力は?/当誌 2016.10.22 )
(3) <"後期高齢者医療制度で、低所得者ら916万人の保険料を最大9割軽減している特例" を廃止しようとする現政府の判断......> ( 知恵無し官僚主義政府の露骨?! 75歳以上保険料上げ検討!後期高齢者医療の特例廃止!/当誌 2016.09.30 )
今回注目する下記引用サイト記事 : 医療療養病床の光熱水費1日370円、全患者から徴収へ 生田大介/朝日新聞/2016.11.25 - 21:11 は、 <厚生労働省は長期療養を目的とする医療療養病床の光熱水費について、原則すべての65歳以上の患者から1日当たり370円を徴収する方針を固めた。現在は軽症の高齢者ら約5万人のみから320円を徴収しているが、対象は最大約20万人に拡大。早ければ来年度から実施する。30日の社会保障審議会(厚労相の諮問機関)の部会で提案する> と報じている。
<......病院の光熱水費は原則、自己負担を求めていない。だが、高齢者や難病患者が長期入院する医療療養病床の平均入院期間は5カ月半ほどと長く、「住まい」になっているとして、原則として患者全員からの徴収に踏み切る。徴収額は光熱水費の基準額が370円の介護保険施設に合わせる。 現在の徴収対象者は65歳以上の患者のうち、比較的症状が軽い人など「医療区分1」に該当する約5万人。今後は比較的症状が重い「医療区分2、3」の約16万人も加える。難病患者らを除外するかどうかは調整する。治療目的で短期の入院が原則の一般病床などは、徴収を見送る方針だ。 政府は来年度の社会保障費の自然増を6400億円から5千億円程度に圧縮することをめざしており、光熱水費の見直しで80億円程度抑制する。 (生田大介)> とある。
医療療養病床の光熱水費1日370円、全患者から徴収へ 生田大介/朝日新聞/2016.11.25 - 21:11
厚生労働省は長期療養を目的とする医療療養病床の光熱水費について、原則すべての65歳以上の患者から1日当たり370円を徴収する方針を固めた。現在は軽症の高齢者ら約5万人のみから320円を徴収しているが、対象は最大約20万人に拡大。早ければ来年度から実施する。30日の社会保障審議会(厚労相の諮問機関)の部会で提案する。
病院の光熱水費は原則、自己負担を求めていない。だが、高齢者や難病患者が長期入院する医療療養病床の平均入院期間は5カ月半ほどと長く、「住まい」になっているとして、原則として患者全員からの徴収に踏み切る。徴収額は光熱水費の基準額が370円の介護保険施設に合わせる。
現在の徴収対象者は65歳以上の患者のうち、比較的症状が軽い人など「医療区分1」に該当する約5万人。今後は比較的症状が重い「医療区分2、3」の約16万人も加える。難病患者らを除外するかどうかは調整する。治療目的で短期の入院が原則の一般病床などは、徴収を見送る方針だ。
政府は来年度の社会保障費の自然増を6400億円から5千億円程度に圧縮することをめざしており、光熱水費の見直しで80億円程度抑制する。
(生田大介)
政府ともあろう経営体が、"お賽銭集め" のような "金策" で走り回られたのでは情けない。 それも、"喜捨" を頂くのならまだしも、有無を言わさず、高齢者の懐からはねるというのは如何なものか...... (2016.12.12)
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