表面化して、報道で取り上げられた分の "医療ミス/医療事故" だけでも、一部をリストアップしてみると不安が掻き立てられるほどに多い。
◆ 参照 当誌過去の "医療事故" 関連記事
(1) 群大連続手術死問題、執刀医ら調査結果に反論し、遺族は「反省感じられない」と落胆!/当誌 2016.12.25
(2) "肺がん"見落とし、21歳男性死亡!愛知・一宮市立病院、損害賠償金支払で遺族と和解!/当誌 2016.11.26
(3) "医療事故調査"の25% 外部委員なし!第三者機関は「中立性・客観性確保」を求める!/当誌 2016.11.05
(4) がん新薬、副作用とみられる"心筋炎"で1人死亡!また"オプジーボ"による副作用死亡!/当誌 2016.10.21
(5) "がん治療の副作用(急性腎不全)で死亡"! 遺族が弘前大医学部付属病院を提訴!/当誌 2016.10.06
(6) 体内に"医療器具置き忘れ"が原因で、"腸閉塞発症/入院"! (神奈川・茅ケ崎市立病院)/当誌 2016.08.28
(7) 患者側蚊帳の外!手術中のミス患者に伝えず2リットル大量出血!(千葉県がんセンター)/当誌 2016.07.23
(8) 「治療ミスで後遺症」(食道がん手術) 1億2000万円賠償!病院側に支払い命令、地裁!/当誌 2016.07.22
今回注目する下記引用サイト記事 : 肺がんを3年以上放置 女性死亡、名古屋大病院/共同通信/2016.12.27 - 00:13 は、 <名古屋大病院は26日、外耳道がんと診断した80代女性のがん転移を調べるためコンピューター断層撮影(CT)検査した際、肺に異常を確認したのに3年以上放置する医療ミスがあったと発表した。女性は昨年4月、肺がんで死亡した> と報じている。
<......同病院では今年9月と昨年12月にも、医師間の情報共有不足や検査結果の見落としで、患者計2人が肺がんで死亡するミスがあったと明らかにしていた。 石黒直樹院長は記者会見で「精いっぱい治療すると約束したのにこのような結果を招いて残念。期待を裏切って申し訳ない」と謝罪した> とある。
肺がんを3年以上放置 女性死亡、名古屋大病院/共同通信/2016.12.27 - 00:13
名古屋大病院は26日、外耳道がんと診断した80代女性のがん転移を調べるためコンピューター断層撮影(CT)検査した際、肺に異常を確認したのに3年以上放置する医療ミスがあったと発表した。女性は昨年4月、肺がんで死亡した。
同病院では今年9月と昨年12月にも、医師間の情報共有不足や検査結果の見落としで、患者計2人が肺がんで死亡するミスがあったと明らかにしていた。
石黒直樹院長は記者会見で「精いっぱい治療すると約束したのにこのような結果を招いて残念。期待を裏切って申し訳ない」と謝罪した。
以前に、耳にしたことがある医師側の発言に、医療の進歩のためには、多少の犠牲は避けられない! という破天荒なものさえままあった。 さすがに、昨今ではそこまで開き直るアナクロニズムは少なくなった。 が、人の生命を預かる稀有の職務だという医療関係者の自覚は健在なのであろうか...... (2016.12.28)
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