"認知症/アルツハイマー病" に対する改善薬、サプリメントは、様々なかたちで提案されている。なかなか決め手と言えるものが見つかっていないだけに、新たに提起されるものが続いている。
◆ 参照 当誌過去の "アルツハイマー病" 関連記事
○ アルツハイマー型認知症に効く治療薬「メマンチン」の知られざる働きを解明!(東北大)/当誌 2016.11.24
今回注目する下記引用サイト記事 : 脂質摂取に認知症改善効果 臨床試験で九大チーム確認/共同通信/2016.12.02 - 18:00 は、 <九州大などの研究チームは、生物の細胞膜に含まれる脂質の一種「プラズマローゲン」を食べ続けることで、認知症の一つであるアルツハイマー病の改善が期待できることを、臨床試験で確認したと明らかにした> と報じている。
<......チームは今回、軽いアルツハイマー病を抱えた60~85歳の男女計98人を対象に、臨床試験を実施。半数の患者には毎日、ホタテから抽出したプラズマローゲンを混ぜたゼリーを半年間食べてもらった。 30点満点の記憶力テストでは、臨床試験開始前と比べて平均点が2.2点上昇。ゼリーを食べなかった患者らの平均点は0.4点増だった> とある。
脂質摂取に認知症改善効果 臨床試験で九大チーム確認/共同通信/2016.12.02 - 18:00
九州大などの研究チームは、生物の細胞膜に含まれる脂質の一種「プラズマローゲン」を食べ続けることで、認知症の一つであるアルツハイマー病の改善が期待できることを、臨床試験で確認したと明らかにした。
チームは今回、軽いアルツハイマー病を抱えた60~85歳の男女計98人を対象に、臨床試験を実施。半数の患者には毎日、ホタテから抽出したプラズマローゲンを混ぜたゼリーを半年間食べてもらった。
30点満点の記憶力テストでは、臨床試験開始前と比べて平均点が2.2点上昇。ゼリーを食べなかった患者らの平均点は0.4点増だった。
◆ 参照記事
< ■ プラズマローゲンとは プラズマローゲンというのは抗酸化作用を持った脂質の中のリン脂質の一種で、グリセロリン脂質の一つです。プラズマローゲンは哺乳動物の全ての組織に存在し、人体のリン脂質の約18%を占めますが、特に、脳神経細胞、心筋、リンパ球、マクロファージ等に多く含まれています。( プラズマローゲン - レオロジー機能食品研究所 ) >
"プラズマローゲン" が、<人体のリン脂質の約18%を占めますが、特に、脳神経細胞、心筋、リンパ球、マクロファージ等に多く含まれています> と指摘されると、その摂取によって、"アルツハイマー病" の改善に奏功する可能性がナルホドと示唆されるのだが......。今後のさらなる研究成果に期待したい...... (2016.12.04)
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