"東京電力福島第一原子力発電所の事故" による被害は様々な面で後を引いている。 その中でも、"チェルノブイリの前例" を警戒させる "子どもたちの甲状腺がん" の問題は、不気味な影を落としている。
◆ 参照 当誌過去の "甲状腺がん" 関連記事
(1) "原発事故の作業"で被曝、"甲状腺がん"発症! 初の"労災認定"! 東電の40代男性社員!/当誌 2016.12.19
(2) "原発事故とがん"の関係「解明を」!国際学会(国際環境疫学会)、政府と県に求める!/当誌 2016.03.09
(3) 福島で"甲状腺がん"増加か!? 子ども4人 放射線影響か確認 チェルノブイリの前例も!/当誌 2014.12.25
今回注目する下記引用サイト記事 : 甲状腺がんの子どもの療養費支援 福島以外も強化へ/NHK NEWS WEB/2016.12.28 - 04:16 は、 <東京電力福島第一原子力発電所の事故のあと、甲状腺がんと診断され、治療を受ける子どもたちに対して民間の基金による療養費の支援が始まり、基金は今後、福島県外の子どもの支援も強化することにしています> と報じている。
<......民間の基金、「3・11甲状腺がん子ども基金」は、原発事故のあと、甲状腺がんやがんの疑いと診断された25歳以下の子どもたちに1人当たり10万円の療養費の支援を行っています。 26日、福島県のほか、宮城県や群馬県などに住む10歳から25歳までの35人に療養費が支給され、このうち9人が福島県外だったということです。 基金によりますと当初の予想より福島県外からの申請が多く、中には自覚症状が出てから受診したため、肺に転移しているケースもあったということです。 基金は、今後も寄付とともに給付の申請を受け付けていて、福島県内に加えて県外の子どもに対する支援も強化することにしています。
基金は「治療で経済的に苦しんでいる家庭もあり、1人でも多くの支援につなげたい」と話しています。 給付の対象は東日本の15の都と県に住む25歳以下の人たちで、問い合わせの電話番号は0120-966-544です> とある。
甲状腺がんの子どもの療養費支援 福島以外も強化へ/NHK NEWS WEB/2016.12.28 - 04:16
東京電力福島第一原子力発電所の事故のあと、甲状腺がんと診断され、治療を受ける子どもたちに対して民間の基金による療養費の支援が始まり、基金は今後、福島県外の子どもの支援も強化することにしています。
民間の基金、「3・11甲状腺がん子ども基金」は、原発事故のあと、甲状腺がんやがんの疑いと診断された25歳以下の子どもたちに1人当たり10万円の療養費の支援を行っています。
26日、福島県のほか、宮城県や群馬県などに住む10歳から25歳までの35人に療養費が支給され、このうち9人が福島県外だったということです。
基金によりますと当初の予想より福島県外からの申請が多く、中には自覚症状が出てから受診したため、肺に転移しているケースもあったということです。
基金は、今後も寄付とともに給付の申請を受け付けていて、福島県内に加えて県外の子どもに対する支援も強化することにしています。
基金は「治療で経済的に苦しんでいる家庭もあり、1人でも多くの支援につなげたい」と話しています。給付の対象は東日本の15の都と県に住む25歳以下の人たちで、問い合わせの電話番号は0120-966-544です。
事故後、時間経過とともに当時の思いや、事実そのものの記憶さえも薄れがちとなる。 しかし、直接被害を被った方たちの苦痛、苦悩は色濃ささえ増しているに違いない。 上記記事の "甲状腺がんの子ども" とご家族の場合なぞは、その悲痛さが如何ばかりか思われる。 <民間の基金、「3・11甲状腺がん子ども基金」> への人々の関心と関与が強まることを...... (2017.01.01)
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