手足の震えや体のこわばりという運動障害や認知障害に見舞われる難病 "パーキンソン病" は、原因の解明が困難であることもあって、少なくない患者さんたちが取り残されているのが現状だ。
◆ 参照 当誌過去の "パーキンソン病" 関連記事
(1) "他人のiPS"で"パーキンソン病"治療!18年度医師主導治験で移植手術実施へ京大計画!/当誌 2017.02.05
(2) <......チームによると、パーキンソン病は細胞内の小器官、ミトコンドリアが傷つくことで、脳の神経伝達物質「ドーパミン」を出す神経細胞の減少を引き起こし、手足の震えや歩行障害などの症状が出るという。 チームは、神経細胞の減少を防ぐことで知られるたんぱく質「ネクジン」が、ミトコンドリアの働きを促進することを発見した。パーキンソン病を発症させたマウスの脳にネクジンの遺伝子を導入する実験を実施したところ、約90%の神経細胞が生き残り、症状の進行を抑制。......> ( 神経細胞の減少防ぐたんぱく質ネクジンを使い、パーキンソン病の進行抑止に成功(阪大)/当誌 2016.04.02 )
今回注目する下記引用サイト記事 : パーキンソン病「自宅で終末を」 6割が希望、患者団体調査/共同通信/2017.02.12 - 18:12 は、 <パーキンソン病の患者団体「全国パーキンソン病友の会」大阪府支部は12日、大阪市内でシンポジウムを開き、患者の暮らしに関するアンケート結果を報告した。約6割の人が自宅で終末を迎えたいとの希望を持っていることが判明し、大阪河崎リハビリテーション大の古井透教授は「自宅志向が強く、かかりつけ医など地域との連携が重要だ」と強調した> と報じている。
<......調査は大阪府支部と大阪河崎リハビリテーション大が昨年8~11月、京都、大阪、兵庫、和歌山各府県の会員1299人を対象に実施、516人(39.7%)が回答した> とある。
パーキンソン病「自宅で終末を」 6割が希望、患者団体調査/共同通信/2017.02.12 - 18:12
パーキンソン病の患者団体「全国パーキンソン病友の会」大阪府支部は12日、大阪市内でシンポジウムを開き、患者の暮らしに関するアンケート結果を報告した。約6割の人が自宅で終末を迎えたいとの希望を持っていることが判明し、大阪河崎リハビリテーション大の古井透教授は「自宅志向が強く、かかりつけ医など地域との連携が重要だ」と強調した。
調査は大阪府支部と大阪河崎リハビリテーション大が昨年8~11月、京都、大阪、兵庫、和歌山各府県の会員1299人を対象に実施、516人(39.7%)が回答した。
パーキンソン病に限られないが、患者さんの <自宅で終末を迎えたいとの希望> が叶うためには、やはり <かかりつけ医など地域との連携が重要> となる...... (2017.02.14)
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