"信頼が不可欠" のはずである医療機関が、理由はともかく、"診断書の放置や確認不足" という "あってはならない事案" なぞを浮かび上がらせると、患者側の不安や不信感は抑えようが無い。
◆ 参照 "がんの検査結果を放置するミス" 関連記事
○ <東京慈恵会医大病院で、肺がんの疑いがあると指摘された男性(72)の画像診断報告書を主治医が確認せず、約1年間放置される医療ミスがあったことが31日、男性側と病院への取材で分かった。男性は肺がんの治療を受けられないまま、昨年12月に容体が悪化して入院。現在も重篤な状態が続いている。......> ( 慈恵医大病院肺がん疑い1年放置 72歳の男性重篤に/共同通信/2017.01.31 )
今回注目する下記引用サイト記事 : 画像診断放置5年で30件/共同通信/2017.01.31 - 16:20 は、 <医療事故の情報を収集している「日本医療機能評価機構」(東京)が、がんの疑いなどが記された画像診断報告書の放置や確認不足に関する事案を調べた結果、2011~15年の5年間に全国の医療機関から30件の報告があったことが31日、分かった> と報じている。
<......同日には東京慈恵会医大病院で、肺がん疑いの検査結果が約1年間放置された事案が共同通信の取材で判明。相次ぐ背景には、検査技術の発達に伴う情報量増加や電子カルテの導入、医師の専門分野の細分化が影響しているとの指摘もある> とある。
画像診断放置5年で30件/共同通信/2017.01.31 - 16:20
医療事故の情報を収集している「日本医療機能評価機構」(東京)が、がんの疑いなどが記された画像診断報告書の放置や確認不足に関する事案を調べた結果、2011~15年の5年間に全国の医療機関から30件の報告があったことが31日、分かった。
同日には東京慈恵会医大病院で、肺がん疑いの検査結果が約1年間放置された事案が共同通信の取材で判明。相次ぐ背景には、検査技術の発達に伴う情報量増加や電子カルテの導入、医師の専門分野の細分化が影響しているとの指摘もある。
こうした忌避すべき事態の原因については、<相次ぐ背景には、検査技術の発達に伴う情報量増加や電子カルテの導入、医師の専門分野の細分化が影響している> と指摘されているようだが、"個人責任" などの "責任の所在の曖昧さ" に起因していることは否めない...... (2017.02.02)
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