事故やけがによる "脊髄損傷" では、"運動機能" が失われ、"感覚知覚機能" も失われる(麻痺)。しかも、現状では "修復と再生は不能!(決定的な治療法なし)" と見なされてきた。 が、"新たな治療法" が模索されている。
◆ 参照 当誌過去の "脊髄損傷" 関連記事
○ iPS細胞を使い脊髄損傷の患者を治療!世界初の臨床研究を2018年前半にも開始!(慶大)/当誌 2017.02.12
今回注目する下記引用サイト記事 : 脊髄損傷回復の細胞特定 生理学研、新治療法に期待/共同通信/2017.03.07 - 18:18 は、 <軽度の脊髄損傷が回復するのに関わっている神経細胞を、自然科学研究機構生理学研究所(愛知県岡崎市)などの研究グループがサルを使った実験で特定し、7日までに米科学誌に発表した。新しい治療法やリハビリ法の確立につながると期待している> と報じている。
<......研究グループによると、脊髄には脳からの運動の指令を筋肉に伝える「皮質脊髄路」が走っており、これが傷つくと脊髄損傷になる。「脊髄固有神経細胞」が生き残っていれば、代替経路を開拓し、運動機能が回復すると言われてきたが、立証されていなかった> とある。
脊髄損傷回復の細胞特定 生理学研、新治療法に期待/共同通信/2017.03.07 - 18:18
軽度の脊髄損傷が回復するのに関わっている神経細胞を、自然科学研究機構生理学研究所(愛知県岡崎市)などの研究グループがサルを使った実験で特定し、7日までに米科学誌に発表した。新しい治療法やリハビリ法の確立につながると期待している。
研究グループによると、脊髄には脳からの運動の指令を筋肉に伝える「皮質脊髄路」が走っており、これが傷つくと脊髄損傷になる。「脊髄固有神経細胞」が生き残っていれば、代替経路を開拓し、運動機能が回復すると言われてきたが、立証されていなかった。
上記記事によれば、<「脊髄固有神経細胞」が生き残っていれば、代替経路を開拓し、運動機能が回復する> と言われてきた点が実証されたと理解できる。 まさに、<新しい治療法やリハビリ法の確立につながる> ことが期待される...... (2017.03.10)
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