"医療事故" の件数などの実態は、あまり目に触れることがない。 これに関する "制度" が、"医療事故調査制度" であり、漸く、 "調査結果" などが報じられ始めている。
◆ 参照 当誌過去の "医療事故" 関連記事
○ <診療に伴う患者の予期せぬ死亡を対象とした医療事故調査制度で、第三者機関の「日本医療安全調査機構」は2日、昨年10月の制度開始から1年間に院内調査の結果報告書が提出された160件のうち、4分の1に当たる40件については調査委員会に外部人材が入っていなかったと公表した......> ( "医療事故調査"の25% 外部委員なし!第三者機関は「中立性・客観性確保」を求める!/当誌 2014.00.00 )
今回注目する下記引用サイト記事 : https://this.kiji.is/222275261649487356?c=39546741839462401 は、 <日本医療安全調査機構(東京)は5日、医療事故調査制度開始の2015年10月から昨年12月までに「患者の予期せぬ死亡で院内調査が必要」として届け出があった487件の分析結果を発表した。5割超の255件は「手術(分娩を含む)」に起因した事案だった。死亡から届け出までの平均日数は33.1日。277日かかった事案もあり、調査が必要かどうかの判断に医療現場が苦慮する状況もうかがえた> と報じている。
<......一方、医療機関約2800施設へのアンケートでは、制度の理解に関し「全体的に進んでいない」「一部職員は進んでいない」との回答が8割を超えた> とある。
医療事故、手術起因が5割 届け出までは平均33日/共同通信/2017.04.05 - 17:42
日本医療安全調査機構(東京)は5日、医療事故調査制度開始の2015年10月から昨年12月までに「患者の予期せぬ死亡で院内調査が必要」として届け出があった487件の分析結果を発表した。5割超の255件は「手術(分娩を含む)」に起因した事案だった。死亡から届け出までの平均日数は33.1日。277日かかった事案もあり、調査が必要かどうかの判断に医療現場が苦慮する状況もうかがえた。
一方、医療機関約2800施設へのアンケートでは、制度の理解に関し「全体的に進んでいない」「一部職員は進んでいない」との回答が8割を超えた。
<「患者の予期せぬ死亡」> 全体の <5割超の255件> が、<「手術(分娩を含む)」に起因> とある。 昨今では、手術に警戒心を抱く患者も少なくないと言われるが、なおのこと、事実の正確な公表が待ち望まれる...... (2017.04.07)
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