"アスベストを吸引(アスベスト被爆)して肺に発生するがんの一種「中皮腫」" という健康被害問題は、決して終息したわけではなさそうである。
◆ 参照 当誌過去の "アスベスト" 関連記事
(1) "中皮腫"の的確な診断に有用な新しい"中皮腫がんマーカー"を発見!(神奈川県立がんセ)/当誌 2017.04.30
(2) 熊本地震のがれき撤去「石綿(アスベスト)対策急いで!」ボランティアら不安の声!/当誌 2016.05.15
今回注目する下記引用サイト記事 : 石綿使用2万戸超か 公営住宅など、民間調査/共同通信/2017.06.12 - 22:51 は、 <発がん性があるアスベスト(石綿)が過去に使われていた公営住宅などが、少なくとも全国で2万2千戸を超えることが12日、民間団体「中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会」などの調査で分かった。同会はホームページで該当する団地名の一覧表を掲載し、かつて住んでいた人たちに注意を呼び掛けている> と報じている。
<......同会が、全国の労働基準監督署への情報公開請求などで調べた。内訳は32都道府県にある公営住宅約8700戸と、6都府県の都市再生機構(UR)の住宅や都営住宅など約1万3500戸。多くが1988年以前に建設されていて、除去工事などは実施済みとされる> とある。
石綿使用2万戸超か 公営住宅など、民間調査/共同通信/2017.06.12 - 22:51
発がん性があるアスベスト(石綿)が過去に使われていた公営住宅などが、少なくとも全国で2万2千戸を超えることが12日、民間団体「中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会」などの調査で分かった。同会はホームページで該当する団地名の一覧表を掲載し、かつて住んでいた人たちに注意を呼び掛けている。
同会が、全国の労働基準監督署への情報公開請求などで調べた。内訳は32都道府県にある公営住宅約8700戸と、6都府県の都市再生機構(UR)の住宅や都営住宅など約1万3500戸。多くが1988年以前に建設されていて、除去工事などは実施済みとされる。
「アスベストは長い潜伏期間をへて、肺がんや中皮腫などの健康被害を引き起こすとされており、建築物に使用されているアスベストについても健康被害につながるおそれがある」 ( 石井国土交通大臣が、13日の記者会見で発言 ―― 公営住宅のアスベスト問題で相談電話相次ぐ/NHK NEWS WEB/2017.06.13 - 12:06 ) という点でも、今後の動向が気にかかる...... (2017.06.14)
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