近年、<AIの深層学習(ディープラーニング)> 手法が、かなり多くの分野で採用され始めている。 加えて、医療分野では、この手法もとで、人間(医師)の判断と対応が難しい課題に貴重な成果が収められつつある。
◆ 参照 当誌過去の "深層学習" 関連記事
(1) 認知症の「前兆」早期発見! AIの深層学習(ディープラーニング)を活用!(日大工学部)/当誌 2017.06.13
(2) "認知症:軽度認知障害(MCI)"の兆候を簡易判定、血液検査データで!早期発見!(日大)/当誌 2017.05.18
(3) 脳卒中の原因となる脳の血管のコブ"脳動脈瘤"、"AI"が「確率9割超」で発見!/当誌 2017.04.26
今回注目する下記引用サイト記事 : AIで大腸がん見逃し防ぐ 内視鏡検査を支援/共同通信/2017.07.10 - 12:14 は、 <国立がん研究センターとNECは10日、大腸の内視鏡検査中に、がんや、がんの前段階のポリープを自動的に検知して医師に伝え、診断を助ける人工知能(AI)システムを開発したと発表した。見逃しを防ぐことで、大腸がんによる死亡が減らせると期待される> と報じている。
<......内視鏡で得られた画像に異常があるとAIが判定すると、警告音を鳴らした上で、モニター上でその場所を囲んで示し、医師に知らせる仕組み。 早期の大腸がんやポリープの患者の画像約5千例をディープラーニング(深層学習)という手法でAIに学習させた後、さらに約5千例を見せて判定させたところ、異常な部位の98%を発見できた> とある。
AIで大腸がん見逃し防ぐ 内視鏡検査を支援/共同通信/2017.07.10 - 12:14
国立がん研究センターとNECは10日、大腸の内視鏡検査中に、がんや、がんの前段階のポリープを自動的に検知して医師に伝え、診断を助ける人工知能(AI)システムを開発したと発表した。見逃しを防ぐことで、大腸がんによる死亡が減らせると期待される。
内視鏡で得られた画像に異常があるとAIが判定すると、警告音を鳴らした上で、モニター上でその場所を囲んで示し、医師に知らせる仕組み。
早期の大腸がんやポリープの患者の画像約5千例をディープラーニング(深層学習)という手法でAIに学習させた後、さらに約5千例を見せて判定させたところ、異常な部位の98%を発見できた。
上記記事での 人工知能(AI)システムは、<大腸の内視鏡検査中に、がんや、がんの前段階のポリープを自動的に検知して医師に伝え、診断を助ける> とあり、医師の画像検査判断を支援するのはもちろんのこと、それを "リアルタイム" でこなす点が注目に値するかと思われる...... (2017.07.11)
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