"乳がん" は、手術をしても、その10年後や20年後でも再発や転移する場合があることが知られているだけに、 "転移" の診断については簡単ではない、とも言われてるが......。
◆ 参照 当誌過去の "乳がん 転移" 関連記事
(1) <国立がん研究センター(国がん)は7月2日、乳がんの特徴である術後長期間を経ての再発、転移について、骨髄中の間葉系幹細胞が分泌する微小な小胞エクソソームが乳がん細胞の休眠状態を誘導していることを明らかにしたと発表......> ( "乳がん"は"どの部位に転移しやすい"のか? - "皮膚転移・骨転移の症状"とは?/当誌 2017.03.06 )
(2) 術後長期間を経て"再発・転移"する乳がんのメカニズムを解明!(国がん) 新治療法へ!?/当誌 2014.07.05
今回注目する下記引用サイト記事 : 乳がん転移、画像で診断 手術不要、患者の負担減/共同通信/2017.07.20 - 10:46 は、 <乳がんが脇の下のリンパ節に転移しているかどうかを、コンピューター断層撮影装置(CT)と磁気共鳴画像装置(MRI)を組み合わせた画像解析により、手術をせず診断する手法を開発したと大阪急性期・総合医療センター(大阪市)のチームが20日、発表した> と報じている。
<......乳腺外科の元村和由主任部長によると、100%近い正診率が得られており、同センターでは既にこの手法で転移がないと判断した場合は手術をしない臨床試験を開始。患者の負担軽減が期待される> とある。
乳がん転移、画像で診断 手術不要、患者の負担減/共同通信/2017.07.20 - 10:46
乳がんが脇の下のリンパ節に転移しているかどうかを、コンピューター断層撮影装置(CT)と磁気共鳴画像装置(MRI)を組み合わせた画像解析により、手術をせず診断する手法を開発したと大阪急性期・総合医療センター(大阪市)のチームが20日、発表した。
乳腺外科の元村和由主任部長によると、100%近い正診率が得られており、同センターでは既にこの手法で転移がないと判断した場合は手術をしない臨床試験を開始。患者の負担軽減が期待される。
"乳がん転移" の診断において、<手術不要> へと向かうことは、元々、"外科手術" が、"がん転移" を逆に誘発するリスクもあり得ると懸念されていただけに、好ましい動向かと思われる...... (2017.07.23)
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